職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

究極の無人駅としての条件。白銀駅、陸奥白浜駅、金浜駅、角の浜駅、平内駅、有家駅

2004-08-24 13:05:43 | Weblog

04.08.24 究極の無人駅としての条件。白銀駅、陸奥白浜駅、金浜駅、角の浜駅、平内駅、有家駅

◆無人駅に下車してプラットホームに身を「存在」させるのが趣味だ。
 どの無人駅も好きだが、「究極の無人駅」となると、やはりいくつか条件がある。 

 まず「駅前に広場がない」こと。
 たとえばJR八戸線で、この条件に合致するのは、長苗代、小中野、白銀、陸奥白浜、大久喜、金浜、大蛇、角の浜、平内、玉川、有家。 
 
◆第2の条件「駅に至る道が有用性の形式・構図からド外れている」こと。
 要するに、その土地の人にしか駅の場所がわからないということ。
 これで上記の長苗代、小中野が失格する。 
 
◆第3の条件「魂を震わせるなにかがある」こと。
 この「なにか」をことばで説明することはむつかしい。
 人によって異なるし、同じわたしでも、その時々によって異なる。
 この第3の条件で、大久喜、大蛇、玉川が失格する。 
 
◆3つの条件をすべてクリアーした無人駅は、白銀、陸奥白浜、金浜、角の浜、平内、有家。 
 わたしは無人駅にいるとき、原則として何もしない。

 ひとりごとも、嘆息もしない。

 居眠りもしない。

 雲や空は見えるが、それは「見える」だけで自分から眺めているのではない。

 完璧の無為。

 このときに「なにか」が不意に向こう側からやってくる。 
 
◆「なにか」を2、3、紹介したい。 

 有家=(陸中中野駅に向かって)海沿いに遠ざかっていく列車の先に、人生の夜の終わりを告げる朝の光が見える。
 この駅は霧雨の日に限る。 

 金浜=金浜駅は森の中にある。
 風にふるえる森全体の微振動と、プラットホームの上に広がる無窮の青がステキだ。
 もちろん晴天の日で風の立つ日に限る。

 (残りの駅はまたいつか紹介したい 
 
◆写真は金浜駅。


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新しい道=蒼々とした樹木に覆われる→落下した木の実と水溜まりの道……

2004-08-21 13:02:17 | Weblog

04.08.21 新しい道=蒼々とした樹木に覆われる→落下した木の実と水溜まりの道……

◆朝、部屋で「とりあえず陸奥白浜駅まで行こう」と地図をチェックしていて、新しい道を見つけた。

 これまでは、MINAMI中からいったんMISAKIDAi団地に上り、そこから白浜の海に下るコースをとっていた。
 が、地図によると、MINAMI中の前の狭い道が直接、海につながる。

 上らなくていいのだから、下らなくていい。
 ということは、帰りは、上らなくてもいい。

 本当だろうか? 
 
◆MINAMI中のグランドの裏側、住居がまばらに建つ一帯を過ぎると、蒼々とした樹木に覆われる(①)。

 やがて舗装も途切れ、落下した木の実と水溜まりの道に変わる(②)。

 迷ったのかもしれないと、やや不安になったところで、視界が開け、舗装が復活する。

 左右には農場風景がひろがっている(③)。

 ペットの霊園。

 釣り堀の案内表示板のあるところを過ぎると、もう海の匂いがした(④)。 
 
◆「とりあえず」といったのは、往路と同じ復路を自転車で帰るか、あるいは、陸奥白浜駅から更に久慈行の列車に乗るか、または、八戸行の列車に乗るか……という3つから、その時点の自分の感情に即し、選択しようと考えていたからだ。

 結論は、八戸行の列車を選択した。 
 
◆白浜海水浴場で「はなむけ号」の撮影(⑤)をしたあと、陸奥白浜駅のプラットホームでしばらく過ごした(⑥)。

 このときのことは、いつか書くことにする。(←①②③④⑤⑥の写真は、「トップ画像関連のギャラリー」の中に。) 
 
◆写真は、舗装も途切れ、落下した木の実と水溜まりの道に変わった場所。

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唯一、戻りたい場所が=クラウン英語塾裏の帽子屋敷の隣の、ラッパ水仙が咲いている小さな庭

2004-08-19 12:57:23 | Weblog

04.08.19 唯一、戻りたい場所が=クラウン英語塾裏の帽子屋敷の隣の、ラッパ水仙が咲いている小さな庭

◆ゆみこ様 カキコミ、ありがとうございます。
 
 3、4年前に観たTVドラマで、記憶喪失が回復しつつある主人公が「もう※※の時代には戻りたくない。
 戻るのなら※※に戻りたい」という場面がありました。

 反射的に、このわたしだったら、いったいどこに戻りたいと言うのだろうか?と考えました。 
 
◆しかし、いくら考えても、わたしにはもどりたい時代・場所がありませんでした。

 わたしの畏友に「生まれ直してやり直すとしても、自分がやってきたことを、そっくりそのまま繰り返したい」と言い切っている男がいます。

 わたしとまったく逆です。

 畏友に比べ、わたしのは、なんと、悲しい、むなしい人生なんだろうと思いました。 
 
◆ただ、考えて考えて、考え抜いたら、唯一、戻りたい場所がありました。

 それは(クラウン英語塾裏の)帽子屋敷の隣の、ラッパ水仙が咲いている小さな庭でした。 
 
◆一中同期会の会場だったパークホテルの片隅で、あの日、あなたと話しているとき、そのラッパ水仙の庭で話をしているような気分になりました。
 身体が宙に浮き、キュ~ンと胸がしめつけられました。 
 
◆ラッパ水仙の庭は、わたしの人生の分岐点であり、あなたとの別れの場所でもあったのですね。(もっともっといろいろ話を聞きたかったのですが、以前からの他の約束があり、中座せざるをえませんでした。残念です。) 
 
◆写真は陸奥白浜駅の快速・はなむけ号。完璧無為、ビールを飲みながら撮影。

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わたしのなでしこジャパンを失う=みゆきさんはわたしのチームのエースピッチャーだった

2004-08-18 12:52:53 | Weblog

04.08.18 わたしのなでしこジャパンを失う=みゆきさんはわたしのチームのエースピッチャーだった

◆先日、「改革の路線を提示できるのはわたしだ!と勃然と言い始めている自分がいる」と書いた。

 勃然と、傲然たる、ということは同時に軽佻浮薄な自分ということにもなるが、そういう自分を噴出させたのは、①在野の教育学者としてのかつての「志」と「なでしこジャパン」が重なったからだ、と書いた。

 スペースの関係で、そのときは、ややふざけ気味に話の「落ち」として「7月末、8月初めに痛めた腰が少しずつ回復してきたからかもしれない」と書いた。

 しかし、背後には、もっと激しく、複雑な気分的、感情的な「融合」現象があった。 
 
◆わたしにとって重要なことなので、①に加えて、他をここに列挙する。 

 ②下田の火災で松林(畑中)みゆきさんが焼死した。
 みゆきさんは小・中・高・実業団とソフトボールの選手として活躍した。
 わたしのチームのエースピッチャーだった。
 わたしは、わたしの唯一の「なでしこジャパン」を失ってしまった。 

 ③江藤淳の命日の深夜、メール受信箱にMが現れた。
 江藤と同様、自分にとって道標的な存在であるMが、日常の(または社会的な)肉体から遊離し、きちんとこの日にわたしに逢いにやってきてくれたのかと思うと、ポッポ屋めくけど、涙がこぼれた。 

 ④17歳のときから大切にしていて、ある時点から忽然と消えていた『清光館哀史』が見つかった。 

 まだ、中途だが、ひとまず、これでやめる……。 
 
◆風が立つたびに、はるか遠くの、空の高みに潮騒に似た音が鳴る。
 それがゆっくりゆっくりひろがり、やがて森全体を包み込む。
 と、少し間をおいて、急に、ほんとうに突然という感じで、金浜駅のプラットホームをやや強い風が吹き抜けていく。
 それがピタッと止まる。再び虫や小鳥の鳴き声が聞こえ出す。 

 空をふり仰ぐと、無窮の青のなかで①、②、③、④……が渦巻いていた。

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意識が夕陽の色に溶けていく=しもさきさん、どうもありがとう!!

2004-08-16 12:49:53 | Weblog

04.08.16 意識が夕陽の色に溶けていく=しもさきさん、どうもありがとう!!

◆しもさきさん、カキコミ、どうもありがとうございます。

 一中同期会は、ほんとうにいい会になりましたね。
 当日は、以前から別な約束があったため、中座せざるをえませんでした。
 なので、あなたの顔を見ることができなかったけれど、あなたが創ったというBGMを聴きながら、由香さんのあなたの努力に関するアナウンスを聞き、過去のあなたと今のあなたを結ぶ、時間的な連続性、ま、「同一性」(アイデンティティ)というんですか……そういう一本の線状のものが、わたしの頭の中を、クリエイティブに、生き生きと、躍動的に、加えて結構しぶとく、クネクネと動き回りました。 
 
◆わたしの席が全体を見渡せる位置だったため、参加者全員の顔を確認することができました。

 両隣のT君やO君に「あの、赤い服の人、だれ?」と尋ねる場面もありましたが、ひとりひとりの背中から、3年前(しもさきさんたちが42歳の時)にはあまり感じなかった、わたしのことばでいえば「人生の労苦のオーラ」が、今回は強く出ていました。

 きっと、ここ3年間がかなり急坂だった、あるいは、いよいよ急坂にさしかかったということでしょうか?
 教師と生徒との関係でいえば、ひとりひとりをいとおしく思いました。
 と同時に、それを超えて「自分にはこういう人生の仲間がいて、今、いっしょにビールを飲んでいるのだ」という、意識が夕陽の色に溶けていくような陶酔感を覚えました。 
 
◆なお「今度お酒の席」という話、ホンマ「蟻が鯛」ですね。
 屋台村でも長横町でも鮫でもどこでも、わたしはOKです。 
 
◆写真は快速・はなむけ号と、普通久慈行うみねこ号

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この志、なでしこジャパン=「いやし(癒し)」の大合唱に対する強靱な心身、高い理想、品格に心を打たれた

2004-08-12 12:46:55 | Weblog
 04.08.12 この志、なでしこジャパン=「いやし(癒し)」の大合唱に対する強靱な心身、高い理想、品格に心を打たれた



◆HPの体裁を少し変えた。

 今、この文字を書いているスペースなのだが、地が白、文字か紺というスタイルにした。
 以前は、地が緑もしくは紺で、文字が白だった。
 学校の黒板にチョークで書く感じをイメージしたのだが、HP画面では、あのチョーク独特の「塗りつける」あるいは「彫りつける」という感じがなかなかでなかった。
 いかにも白抜き文字という感じで、ここに書きたいという気持ちにならなかったし、読む人も読みにくかったことと思う。

 いろいろいじくっているうちに、結局、原稿用紙に青インクで書くという形に戻った。 


 

◆きょうから、折りたたみ自転車の活用スタイルも少し変えた。
 ステキな折りたたみ自転車(はなむけ号)がゲットできたことがうれしくてうれしくて、自転車にばかり乗っているうちに、歩く筋肉(足の指、裏、甲の部分、それに正確な名称はわから 
ないが、くるぶしから膝にかけての筋肉)が弱くなってしまった。

 で、きょうから坂道は押してのぼる、それも大股でグイグイとのぼることにした。

 JR八戸線に載せる、南部バスに載せるというスタイルはこれまで通り。 
 
◆女子サッカーが1対0でスエーデンに勝った。
 朝食のとき、ニュースでアナウンサーが「なでしこジャパン」といっているのを聞き、自分も「なでしこジャパン」とつぶやいたら、涙が出た。
 プライバタイゼーション(私事化)の風潮、ポピュリズムの横行、「いやし(癒し)」の大合唱……に対する強靱な心身、高い理想、品格に心を打たれた。

 TVは引きつづき、「日航ジャンボ機の御巣鷹山の事故から19年目」というニュースを報じた。

 ああ、そうだ、わたしは、この年、在野の教育学者を志したのだ。

 この志と「なでしこジャパン」が重なった。 
 
◆ああ、自分は危険な状態に向かっていると感じた。

 「もう角の立つことはやめよう」「しんどいことはやめ、ひっそりと生きよう」と思い定めている「自分」が、今、ひっくり返りそうになっている。

 完全に本質を見失った後追い型の教育改革の連続……、先日、地元紙にのった学校部活動に関する粗悪な投書2通……。

 もっともっと並べ立てたい気持ちがある。

 それに対して「角が立つぞ」と戒めている自分が混在している。
 しかし、もう止まりそうにない。
 「わたしが改革の路線を提示する」と勃然と言い始めている自分がいる。(ただ、7月末、8月初めに痛めた腰が少し回復してきただけかもしれないけど……。) 









 
◆写真は、2004種市フェスタ・ナニャドヤレ流し踊りに参加した小子内チーム。

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きょうはデスクには向かわない=風が立つたびに、はるか遠くの、空の高みに潮騒に似た音が鳴る

2004-08-05 12:40:02 | Weblog

04.08.05 きょうはデスクには向かわない=風が立つたびに、はるか遠くの、空の高みに潮騒に似た音が鳴る

◆8/3=夏期休暇取得中だったが、

 ①どうしても職場が気になる(こんなことではいけないと思うのだが……) これにプラスして、
 ②ペンがまったく進まず、気分がどんどん落ち込んでいく。

 この2つが頭の中で渦を巻き、「このまま家にいれば自分のブヨブヨ状態が進行するだけだ」と判断し、出校。 
 
◆はじめから、「きょうはデスクには向かわない」と決め、午前中、炎天下、テニス部、陸上部、ソフト部の活動を観る。 

 途中、連合婦人会長が、8/15に開催される戦争を語る会の件で来校。 

 昼食に、冷やし中華を食べる。 
 
◆午後1時過ぎ、せっかくの夏期休暇取得中なのに学校に存在するという状態はやめることにして、折りたたみ自転車に乗り、金浜駅をめざす。 

 北高前、東霊園を通過し、旭ヶ丘東口から国道45号線に入る。
 八戸カントリークラブ前を左折し、「種差海岸まで9.6㎞」という標識のある道路を進む。
 この道は、金浜小前の一部を除き、約9㎞がほとんど下り坂だった。 
 
◆午後2時40分頃、金浜駅に到着する。(途中、45号線でポカリスエット1本。到着して近くの自動販売機からコーラ1本、缶ジュース1本。) 
 出発のときは、到着したら、その時点で、自分の残りのエネルギーの状況をたしかめ、①再び自転車で帰宅するか、②金浜から長苗代まで八戸線に乗車するか、このどちらかを選択しようと考えていたが、約9㎞の下り坂を逆送(「遡上」)して帰るということはどう考えても不可能だったので、結論として八戸線を選択した。 
 
◆金浜駅は森の中の無人駅だ。 

 風が立つたびに、はるか遠くの、空の高みに潮騒に似た音が鳴る。
 それがゆっくりゆっくりひろがり、やがて森全体を包み込む。
 と、少し間をおいて、急に、ほんとうに突然という感じで、プラットホームをやや強い風が吹き抜けていく。
 それがピタッと止まり、再び虫や小鳥の鳴き声が聞こえ出す。

 この繰り返しである。 

 15時56分、八戸行の列車到着までの60分間、この繰り返しの中に身を置いていた。 
 
◆写真は金浜駅のはなむけ号

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不可思議な時間が流れている……「生きているのなら、さようなら」の手紙の少し後

2004-08-01 11:25:49 | Weblog

04.08.01 不可思議な時間が流れている……「生きているのなら、さようなら」の手紙の少し後

◆M様、毎日、毎日、暑いですね。
 「思考にも影響を与えるぅ~」
 「大阪の夏生まれやから、暑いのが好きやねん……と言えるのは、31℃が限界やぁ~ぁ」
 とか、ひとりでブツブツつぶやいています。 

 うちの犬(名前=レオン)もへばっています。
 きのうの午後3時頃、散歩に行きたがるので連れて出たら、200メートルほど歩いただけで、ハァ~ハァ~ハァ~ハァ~と苦しんでいました。
 心配なので窓から庭の犬をのぞいていたら、木陰→窓の下→小屋の影……と移動して、彼なりに、いろいろ工夫しているようです。 
 
◆先週からの「バンバン捨てる」作業は、まだまだ継続すると思われるものの、一応一段落しました。
 この前は重要な「平成8年のメモ」が出てきましたが、おとといは柳田国男『清光館哀史』が見つかりました。

 ある日、忽然と消えた書物で、探しても探しても見つからず、再発見のときには、いったいどんな登場の仕方をするのだろうか?と思っていた書物です。 

 Mさんの再登場の日が江藤淳の命日でしたが、『哀史』の登場は小子内の盆踊りの1週間前。

 引き続き、自分のまわりに不可思議な時間が流れているようですね。 
 
◆古いメモ(一応「日記」)にこういう記述を見つけました。←たまたま……。 
 
 昨夜、昭子(←H部さんのことです)から電話があった。 
 「K君が死にました」 
 「ええ、B君のオートバイに乗っていて」 
 肉体はどこにも存在せず、音声だけがあるという感じの声だった。 
 「B君は重体です」 
 「場所は?」 
 「△□県です。即死でした」 
 起こった出来事が、声帯と鼓膜をパスしてわたしの細胞のひとつひとつにしみ込んできた。
 だから、もう何も訊く必要がなかった。
 闇の一部が開き、そこだけ透けてみえる。
 小柄な昭子ならスッポリと収まりそうな空間だ。 
 (中略) 
 「わたしも死んだら……」 
 電話カバーの繊維のギザギザを見つめながら、思った。 
 「死亡報告は昭子のような声でしてもらうことにしよう」 
 
 記述のママ、打ってみました。
 日時は不明ですが、前後から「まだ生きていますか? 生きているのなら、さようなら」の手紙の少し後だと思います。 
 
◆中途ですが、休みます。
 現在、手紙でも、物語でも、メールでも、論文でも、600字を過ぎると、休むことにしています。

 では。 
 
◆写真は吹上の山車とはなむけ号

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