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◆1学期・始業式・式辞
3月の卒業生を送る会、卒業式、修了式、離任式……ときて、4月に入り、先日の新任式、新クラス発表、そして、きょうの始業式。
1年間、毎日、毎日、生活していた教室を離れる。
いつもいっしょにいた友人と離れる。
お世話になった先生と離れる。
転校という大きな変化があったという人もいます。
自分とつながっていたものから離れて、ポツンとひとりになる……、これって、独特の雰囲気……、さびしいといえばこれほどさびしいことはない、さっぱりしたといえばさっぱりしたともいえる……、わたしは、この今のみなさんの感覚を大切にしてほしいと思います。
ひとりになることによって、普段はあまりに意識しかなった自分の今の姿・心のかたちが、よく見えるようになる。
また、これまでの自分の一歩一歩が、夜、雷がピカッと光ったとき、パッと風景が見えるように、自分の足跡が見えるという時期です。
今の自分の、心のかたちと、これまでの一歩一歩を点検しながら、大切にしながら、平成20年度1学期、新しい一歩を踏み出しましょう。
改めて、新2年生への進級、おめでとう。
新3年生への進級、おめでとう。
ここに、こうしている、みなさんで、力をあわせて、「みなみ中生でよかった」「みなみ中生であることを誇りに思う」と、心から思える、わたしもそうです、「みなみ中の教職員であることを誇りに思う」と、心から思える、よい学校にしていきましょう。
よい学校というのは、在るものではありません。
ころがっているものではありません。
先輩たちから、しっかりと受け継ぎ、それを1㎜でも0.1㎜でもよくして、それをしっかりと伝えていくという、ギリギリの努力をして、いい学校を創り出していくのです。
こういう意味で、新2年生、新3年生の役割は大きい。
◆きょうの始業式にあたり、上級生として心がけてほしいことを1点、中学という時代を生きる人間として忘れないでほしいことを1点、お話しします。
まず、上級生として。
いばる上級生にならないでほしい。
いばる上級生ほど、みっともないものはない。
下級生がいばるのは、かまわない。
いい学校や、いいチームは、下級生がいばっています。
上級生は、絶対にいばりません。
わたしが、ず~っと、大切にしている、ひとつのエピソードがあります。
明治大学の野球部の話です。
もう今はお亡くなりになりましたが、有名な監督がいました。
島岡監督。
37年間、明治大学の監督をしました。
明治大学の野球部は、全員、寮で合宿しています。
その寮を島岡寮といいます。
この寮のトイレ掃除は、だれがやるか?
島岡寮では、最上級生がやることになっています。
大学ですから、1年生、2年生、3年生、4年生がいる、その4年生がトイレ掃除する。
それも、キャプテンが先頭になって、責任をもってやる。
今、北京オリンピックの野球の監督・星野仙一さんも、明治大学の野球部出身で、キャプテンでしたから、毎日、毎日、トイレ掃除をしたそうです。
今のようなトイレではないから、たいへんだったそうです。
そのトイレを素手で、ピカピカに磨きあげたそうです。
いやなことは、下級生にやらせない。
いやなことは、「わたしたちがやるよ」という、やさしくて力持ちの上級生になってほしい。
◆次に中学という時代を生きる人間として、忘れないでほしいこと。
これはなんどもなんども言ってきたことなんだけれども、中学という時代は、どういう時代かというと、いろいろあるけれども、いちばん大切なのは、親の保護、親べったりから、人生、独立に向けて、一歩一歩踏み出していく時期だということです。
では、独立に向けて一歩一歩踏み出すとは、具体的にどういうことか?
「お父さん、あるいは、お母さん、ここまでほんとうにありがとう。まだまだ心配をかけるけれども、これからは自分でやれることは自分でやり、お父さん、あるいは、お母さんに心配をかける量を減らし、悲しませる量を減らし、また、もう中学生だから、お金を使わせる量も減らしていきます。そして、なりたい自分をめざして、いっしょうけんめいに、がんばります」ということなんですよ。
これが、独立に向けての一歩一歩です。
だから、逆に、親に心配をかける量を増やしている人を、中学生とは言わない。
親を悲しませる量を増やしている人を、中学生とは言わない。
お金を使わせる量を増やしている人を、中学生とは言わない。
悲しませる量を増やしているという人は、わたしのところに来てください。
叱るのではありません。
わたしも、あなたといっしょになって考えたいと思っています。
ぜひ、来てください。
新しい年度の1学期、みなみ中生、ひとりひとりが、真に独立に向けて一歩一歩、踏み出してくれることを強く期待します。
最後になりますが、歌声が響く学校、日本一を実現しよう。
品格日本一を実現しよう。
学力日本一を実現しよう。
そして、大いに読書しよう。
月、火、水、木、金、5回の昼休みのうち、1回でもいいから、図書室にきて、いっしょに本を読みましょう。
本を読まないで高校生になってしまったら、たいへんだ……と、わたしの願いを述べ、式辞とします。
3月の卒業生を送る会、卒業式、修了式、離任式……ときて、4月に入り、先日の新任式、新クラス発表、そして、きょうの始業式。
1年間、毎日、毎日、生活していた教室を離れる。
いつもいっしょにいた友人と離れる。
お世話になった先生と離れる。
転校という大きな変化があったという人もいます。
自分とつながっていたものから離れて、ポツンとひとりになる……、これって、独特の雰囲気……、さびしいといえばこれほどさびしいことはない、さっぱりしたといえばさっぱりしたともいえる……、わたしは、この今のみなさんの感覚を大切にしてほしいと思います。
ひとりになることによって、普段はあまりに意識しかなった自分の今の姿・心のかたちが、よく見えるようになる。
また、これまでの自分の一歩一歩が、夜、雷がピカッと光ったとき、パッと風景が見えるように、自分の足跡が見えるという時期です。
今の自分の、心のかたちと、これまでの一歩一歩を点検しながら、大切にしながら、平成20年度1学期、新しい一歩を踏み出しましょう。
改めて、新2年生への進級、おめでとう。
新3年生への進級、おめでとう。
ここに、こうしている、みなさんで、力をあわせて、「みなみ中生でよかった」「みなみ中生であることを誇りに思う」と、心から思える、わたしもそうです、「みなみ中の教職員であることを誇りに思う」と、心から思える、よい学校にしていきましょう。
よい学校というのは、在るものではありません。
ころがっているものではありません。
先輩たちから、しっかりと受け継ぎ、それを1㎜でも0.1㎜でもよくして、それをしっかりと伝えていくという、ギリギリの努力をして、いい学校を創り出していくのです。
こういう意味で、新2年生、新3年生の役割は大きい。
◆きょうの始業式にあたり、上級生として心がけてほしいことを1点、中学という時代を生きる人間として忘れないでほしいことを1点、お話しします。
まず、上級生として。
いばる上級生にならないでほしい。
いばる上級生ほど、みっともないものはない。
下級生がいばるのは、かまわない。
いい学校や、いいチームは、下級生がいばっています。
上級生は、絶対にいばりません。
わたしが、ず~っと、大切にしている、ひとつのエピソードがあります。
明治大学の野球部の話です。
もう今はお亡くなりになりましたが、有名な監督がいました。
島岡監督。
37年間、明治大学の監督をしました。
明治大学の野球部は、全員、寮で合宿しています。
その寮を島岡寮といいます。
この寮のトイレ掃除は、だれがやるか?
島岡寮では、最上級生がやることになっています。
大学ですから、1年生、2年生、3年生、4年生がいる、その4年生がトイレ掃除する。
それも、キャプテンが先頭になって、責任をもってやる。
今、北京オリンピックの野球の監督・星野仙一さんも、明治大学の野球部出身で、キャプテンでしたから、毎日、毎日、トイレ掃除をしたそうです。
今のようなトイレではないから、たいへんだったそうです。
そのトイレを素手で、ピカピカに磨きあげたそうです。
いやなことは、下級生にやらせない。
いやなことは、「わたしたちがやるよ」という、やさしくて力持ちの上級生になってほしい。
◆次に中学という時代を生きる人間として、忘れないでほしいこと。
これはなんどもなんども言ってきたことなんだけれども、中学という時代は、どういう時代かというと、いろいろあるけれども、いちばん大切なのは、親の保護、親べったりから、人生、独立に向けて、一歩一歩踏み出していく時期だということです。
では、独立に向けて一歩一歩踏み出すとは、具体的にどういうことか?
「お父さん、あるいは、お母さん、ここまでほんとうにありがとう。まだまだ心配をかけるけれども、これからは自分でやれることは自分でやり、お父さん、あるいは、お母さんに心配をかける量を減らし、悲しませる量を減らし、また、もう中学生だから、お金を使わせる量も減らしていきます。そして、なりたい自分をめざして、いっしょうけんめいに、がんばります」ということなんですよ。
これが、独立に向けての一歩一歩です。
だから、逆に、親に心配をかける量を増やしている人を、中学生とは言わない。
親を悲しませる量を増やしている人を、中学生とは言わない。
お金を使わせる量を増やしている人を、中学生とは言わない。
悲しませる量を増やしているという人は、わたしのところに来てください。
叱るのではありません。
わたしも、あなたといっしょになって考えたいと思っています。
ぜひ、来てください。
新しい年度の1学期、みなみ中生、ひとりひとりが、真に独立に向けて一歩一歩、踏み出してくれることを強く期待します。
最後になりますが、歌声が響く学校、日本一を実現しよう。
品格日本一を実現しよう。
学力日本一を実現しよう。
そして、大いに読書しよう。
月、火、水、木、金、5回の昼休みのうち、1回でもいいから、図書室にきて、いっしょに本を読みましょう。
本を読まないで高校生になってしまったら、たいへんだ……と、わたしの願いを述べ、式辞とします。
現在、息子(中2)は親元を離れ離島で暮らしています。
4月8日に入学式・進級式を迎え、その5日後に中3の男子に、首を絞められ殴られました。
無抵抗の息子に、自分の釣り場に入ったのが気に入らないから・・・というのが理由です。「次、なめたら殺す」と言われました。
中3は、5日に満たない期間で、「2年が生意気で嫌だ」と思っていたと報告書で読みました。逆に下級生たちは、中3を怖いと思っていたとも。
私たち家族は、所属している運営委員会にお任せしました。
中3は、4月20には島をでるというので被害届を出すことも取り止めました。
しかし、私たちが知らないところで、本人と両親が学校に通いたいと強く望み、学校も「大丈夫」だと判断をし、島から出ることなく、島内に家をあてがわれ普通に学校に来るようになりました。
住所があれば、その地区の学校に通うことが出来ることは知っています。しかし
息子はもちろん、他の生徒も私たちも何も知らされず。5月の連休明けに登校すると中3がいたそうです。
息子は腹痛を訴えるようになり、夜も眠れず学校にも行けなくなっています。
中3は、一緒に生活する場所からはいなくなりましたが、首をしめた時、すぐそばにいて止めずにニヤニヤしていた別の中3男子を中心に、寮の中で更に、下級生たちに暴言を吐くようになりました。首を絞めた中3男子にもらった衣類を身に着け、同じような威圧的な態度をとっていて、皆、怖がっているそうです。
息子は、中1の男の子を守っていると聞きました。上級生に
まだ1年生は先があるから、何かするな。言うなら自分に言え、と。
上級生とは、どうあるべきか。
学校の先生に、このブログをお見せしたいです。
「被害者は地元に戻って病院に行けばいい。前例がそうだから。」という生活指導の先生の言葉にがっかりしました。
どうか、学校の先生がこのブログを偶然見つけて、教育に役立ててくださいますように。
このような記事を書いて下さり、ありがとうございました。