職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

★すこやかみなみネット・地域情報交換会で子育てをともに考える「コミュニケーションのカタチ」が生まれる

2011-11-08 13:17:15 | すこやかみなみネットの実践

 

2011

11.08
「コミュニケーションのカタチ」の形成は地域の大きな財産


★〈教育コミュニティづくり〉ノート ~学校・家庭・地域の連携・融合・協働、すこやかみなみネットの実践~

★〈地域情報交換会〉(スライド№21)

 これも同じく地域情報交換会の様子です。
 小学校・中学校の教員は全員、出席しています。
 若い小学校教員の姿も見えるでしょう。
 こういう環境――すなわち、地域の要望を聞いたり、逆に要望したり、あるいは、頼まれたり、頼んだりしながら、地域の実力と地域のカタチを理解し、地域と学校の現状と未来を、管理職等の解説なしに、直接、自分の眼でつかみながら、教員として成長していくことが大切だと、わたしは思います。

 この地域情報交換会で、特筆すべきは、子育てをともに考える「コミュニケーションのカタチ」が生まれてきたことです。
 最初は、ことばの端々に、
 「学校はもっとしっかりしてほしい」
 「先生方も地域をもっと見回ってほしい」
 「いや、それは地域の仕事だろう」
 「最近の家庭は……」
 などというトーンがありました。
 回を重ねるごとに、「ともに考えよう」「ともに支え合おう」というコミュニケーションのカタチが生まれてきました。
 これは地域の大きな財産だと思います。

★「地域情報交換会」をやれば、いつでもどこでも、こういう「コミュニケーションのカタチ」が生まれるのか?……というと、たぶん、そうではないと思います。
 いくつかのポイントが考えられます。
 粗く、列挙します。

(1)地域情報交換会が、地域の大人(含保護者・教職員)の学習、いわば「生涯学習」の場になっていること。
 町内会運営者の発言、福祉関係者の発言、安協・防犯関係者の発言、教育関係者の発言、行政担当者の発言……それぞれ、お互いが「教師」です。
 この中で、自らを問い、自らの役割に気づき、コミュニケーションのカタチが変わっていったのです。
 パワーポイントのスライドを使って情報を提供しつづけた48やん(すこやかみなみネット会長)のがんばりも高く評価すべきだと思います。
 今、ここでわたしが使っているスライドの中には48やんが作ったものも含まれています。

(2)(1)で「お互いが教師」といいました。
 でも、やはり当然、強い影響力を有する団体や個人の発言が、コミュニケーションのカタチに影響を与えることも事実です。
 この点、しっかりした地域リーダーに恵まれた、すこやかみなみネットはラッキーだったといえるでしょう。
 もちろん、(1)で述べたように、互いの発言が、地域リーダーに影響を与え、地域リーダー自身もまた変わっていったという側面もあります。

(3)音声言語による発言は、やがて消えます。
 拡がりの度合いも限定されます。
 この点、情報交換会の内容をまとめた「すこやかみなみネット通信」を、毎回、紙媒体やインターネットを通して発信しつづけたことが「コミュニケーションのカタチ」の形成に寄与したと考えられます。

 以上、粗く3点をあげましたが、この点については、今後、ひきつづき分析・考察する必要があると感じています。






★画像は、情報交換会がスタートした当時の様子。
 上2枚は、情報交換会で「すこやかみなみネットの活動状況」を報告する48やん(当時、中学校PTA総務委員)。
 3枚目は、すこやかみなみネットの未来を語る小学校長。

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みなみ小学校・図書室を会場に、すこやかみなみネット地域情報交換会が開かれた

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★地域情報交換会の回数が進むに連れ、各団体間で連携・融合を創り出そうという機運が満ちてきた

2011-11-02 14:28:01 | すこやかみなみネットの実践

 

2011

11.02
専門分野に特化した団体と連携・融合を目的にする団体


★〈教育コミュニティづくり〉ノート ~学校・家庭・地域の連携・融合・協働、すこやかみなみネットの実践~

★〈地域情報交換会〉(スライド№20)

 情報交換会の回数が進むに連れて、「地域の各団体間で活動の連携・融合を創り出そう」という雰囲気が満ちてきた。(講演では、このあとの「章」で、「情報交換会から生まれた連携・融合活動」を紹介する。)

 本校区(中学校区エリア=地区公民館エリア)では、地域の諸団体(安協、防犯等)が活躍しているが、団体間の情報交換や連携活動はほとんど進んでいない。
 これは、考えてみれば当然で、諸団体はもともと専門分野に特化した団体である。
 他との違いをエネルギーにしている。
 すなわち、連携を前提にしていない。
 あるいは(言い過ぎかもしれないが)連携を好まない団体だ。
 ある意味で、これは学校も同じ。(←これも言い過ぎかもしれない(*^_^*)。
 だから、地域団体とは別に、連携・融合・協働を目的とした団体が必要。

 すこやかみなみネットには、専門分野に特化した地域団体とは別に、連携そのものを目的にして、それを安定・継続させるという役割が求められている。
 具体的にいうと、次の4つの役割だ。
 ①情報交換と連絡調整
 ②学校・家庭・地域間の連携・協働の調整
 ③小・中学校の連携・融合の調整
 ④連携・協働の安定と継続のための調整













★画像は、平成17年(2006)7月11日、第1回地域情報交換会&終了後の打ち上げ会の様子。

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★本日から「教育コミュニティづくりノート」を始めることにした。「ノート」とあるが実際は「メモ」に近い

2011-11-01 06:54:13 | すこやかみなみネットの実践

 

2011

11.01
地域情報交換会、ポイントは「教員は全員出席」


★〈教育コミュニティづくり〉ノート ~学校・家庭・地域の連携・融合・協働、すこやかみなみネットの実践~

★今度……というか、きょうから、この「〈教育コミュニティづくり〉ノート」を始めることにした。
 「ノート」とあるが、「メモ」とどちらがいいか少し迷って、「ノート」にした。
 実際は「メモ」に近いと思う。
 格好をつけて「ノート」にした。
 「格好」をつけなくてもよくなれば、「メモ」に戻すつもりだ。

★何度か触れたことなのだが、先月(10月)の講演から、講演の準備の仕方を変えた。
 僕の講演のテーマは、「知的で楽しい授業をめざす教師修業」か、あるいは「教育コミュニティづくり」か、このどちらかだ。
 どちらにしても、10年、20年、30年……、ホンマ、気の遠くなるほどの、長いストーリーだ。
 「教育コミュニティ」など、思い立ったからといってできるものではない。
 だから、これまで、この「長いストーリー」に(忠実に)沿わせるカタチで、講演のプロットを組み立ててきた。
 今回、これを変えた。
 「長いストーリー」をいったんバラバラにした。
 バラバラになったカット画面、あるいはショットを、ベタベタ並べ、プロットを組み立てていった。

 で、何が変わったのか?……については、まだきちんと考察していない。(ここが、ま、僕の、人間としてのいいかげんなところだ。)

 今の話に関して、結論だけ書くと、「バラバラの画面」=「ノート」ということになる。

 だから、先月(10月)の講演準備過程を、ブログ化する……といえなくもない。
 いえなくもないが、それでは悲しすぎる。
 「講演」とは別のプロットを創出していきたいと考えている。

★〈地域情報交換会〉(スライド№19)
 平成17年(2006)7月11日、第1回地域情報交換会の開催。
 イコール、すこやかみなみネット結成式。
 さきほどもお話ししたように(←講演では)、「脆弱な組織」だから、地域の各団体の方々が集まってくれるかどうか心配した。
 うれしいことに、全員、出席してくれた。
 「これまで諸団体が集まる飲み会はあった。でも、真剣に議論する場がなかった。」
 「自分たちの苦しい活動状況を伝えることができる。自分たちの願いを伝えることができる。」
 緊張が前面に噴出した、実にぎこちない情報交換会だったが、諸団体の方々はたいへんよろこんでくれた。

 この「情報交換会」での(隠れた)ポイントは、「教員は全員出席」ということだ。
 校長、教頭、教務主任、生徒指導主任等が出席……という話はよくあるが、それでは、たぶん何も始まらないだろう。
 なぜ「教員は全員出席」なのか?
 粗く、2点ある。
 1点目――
 日本は長いスパンで、学校教育、家庭教育、地域教育のバランスが崩れ、教育ピンチに陥っている。
 そのバランスを修正するために、学校教育と社会教育(家庭・地域)が連携、融合しよう……というわけだ。
 「連携・融合」というのは――
 「手伝いましょうか?」「手伝ってくれませんか?」
 「分担しませんか? わたしはここまでやります。あなたはここまでやってくれませんか?」
 「いっしょにやりませんか? わたしはこれをやります。あなたも同じくこれをやってくれませんか?」
 「もう、いっそのこと、ここでいっしょにやりませんか?」
 「いっしょに、新しく事業をはじめませんか?」
 こういう関係を創りだしていくことだ。
 互いの顔が見えなくてはいけない。
 教育の荷を抱え込みすぎている学校教育側が、まず、顔を見せるべきだろう。

 2点目――
 学校・家庭・地域のバランスがよくなれば日本の教育はまだまだよくなる。
 日本の学校には力がある。
 家庭もそうだ。
 地域もそうだ。
 ただ、今、バランスが悪いだけなのだ。
 バランスがよくなれば、日本はまだまだ大丈夫だ。
 逆にバランスが悪いままだと、なにをやってもなかなか効果はあがらない。
 「バランスをよくするための連携事業、ネットワーク活動」という発想が大切だ。
 当然、学校が抱え込んでいる(抱え込みすぎている)内容を、家庭&地域に再配分、再配置する問題にも取り組まなければいけない。
 再配分、再配置の「しかけ役」は、やはり、教育の荷を多く抱えている学校側の役目だ。
 この役目を果たすために、教員は地域の実力を知る必要がある。
 ぼんやりしていては「地域」は見えない。
 こういう地域情報交換会に参加することによって、地域のカタチが見えてくる。

 念のためにいっておくと、「学校はたいへんだ。みんなで学校に行って応援しよう」式の発想は、下手をすると、学校は「学校の教育丸抱え」状態のまま据え置かれるおそれがある。
 いや、学校の抱え込みがますます進行し、学校・家庭・地域のバランスがさらに悪化するおそれもある。
 くわえて、「もう一度地域の人が結集するシンボルとしての学校を見直そう」(清水潔・文部科学省生涯学習政策局長)とか、「いい学校をみなで作ろうということを目指した、学校を拠点とした地域と学校の連携を深めるネットワーク活動」(金子郁容氏)式の発想も、(まわりまわって僕と同じ発想であることを願っているのだが)危険だ。
 別のスライドで詳細に述べるつもりだが(←講演では)、金子氏らの「学校中心あるいは学校拠点主義」と、僕の「バランス主義」の区別はきちんとつけおく必要がある。
 区別をつけておかないと、まず、まちがいなく、道を誤る。
 落とし穴に落ちる。

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★10月の講演(教育コミュニティづくり)の準備をはじめた。今回は、新しい試み2点ある(^_-)

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★不人気のため講演と講演の間が開きすぎ。ピッチャーでいう登板間隔だ。これはホンマ、シンドイものである

2011-10-25 05:42:50 | すこやかみなみネットの実践

 

2011

10.25
実践者としての「感覚」を教育哲学の対象に


★今月の講演は不調だった(ノ△・。)。

 僕自身のために、原因を列挙すると――

(1)会場周辺が、僕の講演内容(学校・家庭・地域の連携)に関して、既に実績がある地域だったので、僕がかなり萎縮してしまったこと。
(2)(1)とほぼ同じ文脈で、聞いている人々に、僕が僕の実践内容(単なる「学校支援活動」に留まることなく、教育コミュニティづくりへと展開させる)を「ひけらかしている」と感じられないように……と、表現をセーブしているうちに、語りまでセーブしてしまったこと。
(3)昔、某市に行ったら、立派な会場に、住民がぜんぶ集まったのではないかと思われるくらいびっしり詰まっていて、動揺し、「ま、仕方がない。やるしかない」と言い聞かせ、汗を拭き拭き、踏ん張ったことがあるが、今回は、その逆。
 すごくアットホームな雰囲気で(*^_^*)、僕は初めから終わりまで、遂に自分の「位置」を確定することができなかった。
(4)夜の講演が苦手。
 エネルギー配分が下手で、講演開始時には、エネルギーがほぼ尽き果てている。
(5)不人気のため講演と講演の間が開きすぎ。
 ピッチャーでいう登板間隔だ。
 これはホンマ、シンドイものである。

★逆に、ま、「成果」もあった。
 列挙する。
 いや、列挙するほど数がないか~(ノ△・。)。

(1)テーマを「教育コミュニティづくり」に絞ったこと。
(2)実践者としての「感覚」を、教育哲学し、(これまでも教育哲学していなかったわけではないが……)いくつかを「主張」として提示し得たこと。

 この(1)&(2)は、僕にとって、確実に、次への「踏み台」になると思っている。

 今回、講演の機会を与えてくださった方々に心より感謝申し上げる。

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★4台のラジオを居間、寝室、DAKA古書店跡、屋根裏部屋に置き、野球中継を聞き歩きながら祝杯をあげる
★10月の講演準備、本日、一応、終了。スライド(パワーポイント)48枚。原稿(400字詰)30枚
★10月の講演(教育コミュニティづくり)の準備をはじめた。今回は、新しい試み2点ある(^_-)

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★4台のラジオを居間、寝室、DAKA古書店跡、屋根裏部屋に置き、野球中継を聞き歩きながら祝杯をあげる

2011-10-17 15:34:50 | すこやかみなみネットの実践

 

2011

10.17
ま、今回は仕方がない。帰宅後、祭りの後で静かに祝杯をあげることにしよう



★ここ、1週間ほど、僕のホームページ&ブログの更新ができなかった。
 理由は2つある。
 1つは、ライオンズの応援に熱中していた。
 この1週間のライオンズの成績は、ハム戦○、ハム戦○、ハム戦●、ロッテ戦○、楽天戦○、昨日のホークス戦△。
 昨日のホークス戦は、もちろん勝ちたかった。
 しかし、ホークスには今年、ずっとこういう接戦で敗戦してきた。
 それを昨日はよく引き分けに持ち込んだ。
 グラマン、ミンチェがよく投げた。
 さあ、きょうのロッテ戦、あす(10/18)のハム戦。
 ここで2連勝し、かつ、あす、オリックスがホークスに負けないと、3位になれない。
 かなりむずかしい。
 でも、なにかが起こるような気がする(^_^)v。
 なんとか3位以内にくいこみ、クライマックスシリーズの参加権を獲得し、ファーストステージ、ファイナルステージを乗り越え、日本選手権シリーズに出場してほしいと願っている。
 僕としては祝杯ポイントが2つある。
 1つ目は、3位以内にくいこんだ時点。
 2つ目は、ファイナルステージでホークスに勝った時点。
 僕はラジオを4台もっている。
 4台を、居間、寝室、DAKA古書店跡、屋根裏部屋に置き、すべてのラジオで同時に野球中継を受信し(だから、家全体がかなりにぎやか)、飲みながら各部屋を回り、祝杯をあげる。
 これが若い頃からの僕の祝杯のあげ方だ。
 セ・リーグ相手の日本シリーズは、今は、もう、あまり興味がない。(昔は、勝てばうれしかったが……。)

★ここ、1週間ほど、僕のホームページ&ブログの更新ができなかった、2つ目の理由。
 あす(10/18)の講演の準備(講演で使うパワーポイントのスライドの微調整)に時間を割いていた。
 「微調整」というのは、前にも書いたが、スライドを、映画でいう「ショット」あるいは「カット」感覚で、ベタベタ並べ、ストーリーを構成する作業の「微調整」だ。
 微調整の過程で次の7つの章ができた。
 1章=すこやかみなみネット「理念」編(9分間)
 2章=教育コミュニティ「エリア」編(5分)
 3章=「設計図」編(6分)
 4章=「ネット発足」編(7分)
 5章=「地域との連携・実践」編(10分)
 6章=「小・中学校の連携・実践」編(7分)
 7章=「今後の課題」編(7分)

 中味について、アトランダムに。
(1)3章「設計図」編が、今回、新しい試みである「カット、ベタベタ、ストーリーづくり作業」から生まれた。
 この「設計図」を、すこやかみなみネット「発足」のための最初の会議にぶっつける……というストーリーだ。

(2)「教育コミュニティづくりのポイント」スライド(2枚目の黒赤デザインのスライド)を、今回、新しく導入したが、僕の頭の中では、まだゴチャゴチャしている。
 僕自身にも、聞いている人々にもポイントがクッキリと見えるように、もう少し整理が必要だ。(今回は、もう間に合わないが……。)

(3)7章「今後の課題」編で、今回、はじめて「学校のアウトソーシング力のアップ」を取り上げた。
 学校が抱え込んでいる内容を、家庭用&地域用に「加工(プロデュース)」して、家庭&地域に再配分、再配置する。
 昨年までの学校支援地域本部事業のホンマのねらいは「地域ぐるみ(学校・家庭・地域)で子どもを育てる体制」づくりだ。
 事業が「学校支援」のボランティア活動にとどまっていては、あまり意味がない。
 「学校はたいへんだ。みんなで学校に行って応援しよう」式の発想は、下手をすると、学校は「学校の教育丸抱え」状態のまま据え置かれるおそれがある。
 いや、学校の抱え込みがますます進行し、学校・家庭・地域のバランスがさらに悪化するおそれもある。
 そうではなく、このボランティア活動を教育コミュニティづくりにつなげていくビジョンをもたなくてはいけない。
 教育コミュニティづくりの「中核」に、僕は学校がなるべきではないと考えているが、教育コミュニティーづくりの「しかけ」役は、教育の荷を抱えている学校側の役目だ。
 この役目を果たすために、学校はアウトソーシング力をアップしなくてはいけない……という主張だ。

(4)1章で、学校と家庭と地域の価値体系の違いと、「学校の教育丸抱え体制」の実際について、くわしく触れたかったが、「話が重くなる」「時間が足りない」という理由でカットせざるを得なかった。(1枚目のスライド)

★しかし、考えてみると、きょう、ライオンズがロッテ戦に勝ったとして、あす、クライマックスシリーズの参加権がかかる、ライオンズ対ハム戦、オリックス対ホークス戦の最中に、僕は講演をしていることになる。
 ライオンズ対ハム戦の放送――スカパー!JSPORTS4、インターネットひかりTVチャンネル、TVSテレビ埼玉、HBCラジオ。
 オリックス対ホークス戦の放送――スカパー!JSPORTS3、インターネットひかりTVチャンネル、RKBラジオ、KBCラジオ。
 ああ、これだと、講演中はもちろん、帰路の電車の中でも、情報が入ってこない。
 僕の祝杯のあげ方ができない。

 ま、今回は仕方がない。
 帰宅後、祭りのあとで、静かに祝杯をあげることにしよう。

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★本日、僕の誕生日。誕生祝いにBS1でハム対ライオンズ戦の放送。誕生祝いのお好み焼きを焼きながら観戦

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★10月の講演(教育コミュニティづくり)の準備をはじめた。今回は、新しい試み2点ある(^_-)

2011-09-25 14:28:52 | すこやかみなみネットの実践

 

2011

09.25
『授業の腕をあげる法則』の発想で「教育コミュニティをうまくつくる法則」を


★きょうから10月の講演(教育コミュニティづくり)の準備をはじめた。
 新しい試み、2点(^_-)。
 1点目――
 いつもは、(当然のことだが)先に僕の主張がある……具体的な実践がある……それに沿わせるカタチで、(パワーポイントの)スライドを作っていく。
 今回は、それを逆転させる。
 「主張」は(ま、これは、どうせ変わらないのだから)ちょっと横に置いておいて、先にスライドを作る。
 映画でいう「ショット」、あるいは「カット」みたいなものだ。
 どのスライドを選ぶか?……どれを捨てるか?……どう組み合わせるか?……に力点を置いてみたい。

 2点目――
 『授業の腕をあげる法則』の発想で、「教育コミュニティをうまくつくる法則」を、きっちりと、前面に出したい。
 〈例〉
①連携・協力の中核エネルギー。
 歩く人が多くなれば道はできる。
 しかし、最初に歩く人、多少の困難があっても歩きつづける人がいないと、なにも始まらない。
 連携・協力には、こういう中核エネルギーが必要である。
 中核エネルギーの有無、そして、その質が連携・協力の質を決定する。

②小学校と中学校の連携。
 小・中学校の連携がしっかりしていることが、学校側・地域側、双方向の連携推進の条件である。
 小・中学校の方針がバラバラだと、継続的な学社連携はほとんど進まない。

③機動性に富む運営組織。
 理念をきちんと共有した上で、それぞれの立場から、気軽に自由に参加・参画できる組織づくりが大切である。
 立派な組織を作っても、会議の招集もままならないのでは充実した活動は期待できない。

④学校・家庭・地域のバランス。
 このバランスがよくなれば日本の教育はまだまだよくなる。
 逆に悪いままだと、なにをやってもなかなか効果があがらない。
 連携事業が、バランスをよくすることに結びついているかどうかを絶えず点検する必要がある。(〈例〉以上)

 実践のスライドと法則のスライドは、ガラリと色もデザインも変えるつもりだ。

 きょうは、グレン・グールド(ピアノ)のイギリス組曲を聴きながら、16枚つくった。
 画像はその16枚目(実践のスライド)だ。

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日本の学校は力がある。家庭もそうだ。地域もそうだ。ただ、今、バランスが悪いだけなのだ。

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★歩く人が多くなれば道ができる。でも、最初に歩く人がいないと何もはじまらない。「まずわたしが歩く」と

2011-09-20 12:05:55 | すこやかみなみネットの実践

 

2011

09.20
地域のあちらこちらに遍在するコーディネート力の創出をめざして


★今回の「職員室通信」のポイント。

 すこやかみなみネットでは、これまで「教育危機の元凶は、学校・家庭・地域の教育力のバランスの悪さにあり、これを解決する方策の1つが〈学社連携・融合〉だ」という認識のもとに、次の2点に取り組んできた。

(1)連携・融合のために、それぞれの努力を「つなげる」(=コーディネートする)エネルギーの創出。
(2)学社連携(学校教育と社会教育)の「学」の側の小学校と中学校の連携の創出。

 今回の「職員室通信」では、このことを前提にしつつ、組織としての「つなげる」(=コーディネートする)エネルギーとは別種の、地域のあちらこちらに遍在するコーディネート力の創出をめざして、〈仮称・すこやかみなみネット・サポータークラブの創設〉を提案している。

       ☆「職員室通信」の中味をみる。

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PTAという組織を生かしたコーディネート力に対して、さまざまな活動から、自然にコーディネート力が生まれてくる仕組みづくりも大切にしたい

◆画像は、カリンの収穫の様子。
 希望する地域の方々、保護者にお配りしている。
 僕ももらって、毎年、カリン酒をつくっている。
 夜、ひとりしずかにカリン酒を飲むと、校歌の「緑濃き野をわたりくる大気芳し」の大気の香りがする。
 あるいは、校歌の「よき師、よき友、相集い」の師、友の顔が浮かぶ。









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