WALKER’S 

歩く男の日日

逆打ちの山道

2020-01-01 | 日記

 秋遍路ではおおむね足の調子は良くなくてタイムを狙うことはほとんどなくて平地では大体時速6km止まり、平地の舗装道では調子が上がらなかったけれど、山道ではいい感じのところがありました。逆打ちの方が楽だと思う山道はいくつかあるのですが、前回以上にいいタイムが出たのは三坂峠。最初四国に来て三坂峠を下った時には、こんなところを逆に打つ人があるのかと思えたくらい険しく長い山道だったのですが、昨年逆から登った時は意外なほど普通に登ることができた、坂本屋のすぐ後の急なコンクリートの道はなかなか手ごわいけれどそこさえ乗り越えれば比較的楽な山道が続いて時速4km近いスピードが出せる、今年は前回以上に快適で昨年より2分以上早かった。久万高原から内子への下りも快適、ひわ田峠も逆の方が断然好き、順打ちでひわ田峠を気持ちよく登れたことがありません。
 同じように逆の方が好きな山は焼山寺、玉が峠は舗装道の緩やかな道が本当にいい、植村旅館から玉が峠まで時速4.9kmです。鍋岩から玉が峠までの登りは本当に最悪、あの道は赤線はあるけれどへんろ道ではなくて無理やり作った感がひどい、これから順打ちをしたとしてもあそこを登る気は全くない。神山の街へ出てバスに乗る。鍋岩から焼山寺への登りも昨年同様快適でした、バスターミナルから焼山寺までの3.4kmを46分でした。時速4.4km、これだけのスピードが出る山道はそんなに息も上がらないし立ち止まることもない、楽しみながら登れる理想的な山道です。そしてまた焼山寺から藤井寺が楽、左右内谷川から浄蓮庵までの30分ほどの登りさえがんばれば後はほとんど下りかフラット、時間もトータルで2時間48分、ここも2回逆で打ってしまうと順打ちはしたくなくなってしまいます。