WALKER’S 

歩く男の日日

休業中の宿

2022-06-01 | 日記

 この春まだ休業している宿の数はそんなに多くない。多くないけれど近くにはその宿しかないという場合はちょっと困ったことになる。
 41番の近くの民宿みまがずっと休んでいて、佛木寺まで打って務田から電車で北宇和島や宇和島の宿まで引き返す人に3人会った。とうべやもやっているかどうか電話に出てくれるかどうかは賭けのようなものらしい。歯長峠を越えたところにある民宿兵頭もずっと休んでいる。まあでも電車に乗れば何とかはなる、お遍路さんにすればずいぶん時間とお金がかさむことではあるけれど。
 久万高原の桃李庵も長らく休業中、あの宿がないと久万の町から46番まで14kmの間に宿がない、でもこの場合も三坂峠のあたりからバスで引き返すことはできる。
 横峰を下りてきたところにあるビジネス旅館小松の場合も電車で伊予西条まで行けばよい。横峰に一緒に登ったNさんは湯ノ谷温泉に泊まると言っていた。彼は健脚で内子AZから八丁坂まで40km歩いた。でも湯ノ谷温泉は2食付き9900円、素泊まり5500円。石鎚神社会館は素泊まり6600円。
 あと少し難しいのは今治から横峰の手前、ホテルバリインがちょっとあれだし59番の先は9km先の敷島旅館。敷島旅館は休業していると何年か前に聞いたけれど、今年の冬に泊まった人がいたし、つよしの次の日に3人泊まっていたという。焼山寺で出会ったご夫妻は冬に泊まってエアコンが全然効かず凍えそうだとブログに書いていた。バリインは水道の水が飲料不適、喜助の宿もそうだった。電車に乗ってまで避ける必要があるかと言うとそれも微妙なところで、なかなか宿をはっきりお勧めしにくい地域になっています。
 焼山寺の下はなべいわ荘が再開までまだ1年近くかかるというものの、もりあんが3室、すだち庵が4室あるからそんなに問題ではないと思う。さくらや旅館や植村旅館まで行く人もいるし最近はバスに乗る人も多いみたいだし。