自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

素最強のインベストメント 12 レバレッジ その3 運動を習慣化

2024-06-09 05:24:32 | 健康法


p.202 国立がん研究センターが1日の身体活動量と
   死亡との関連を追跡調査した大規模研究がある。

   日本人の三大死亡要因といえば、ガン、心臓病、
   脳卒中だが、男女とも1日の身体活動量が多いほど
   3~4割程度死亡リスクが低くなる
ことが報告されている

   つまり、若いからといって運動をしないと、
   あとで後悔すると言えよう。

   節約モードとは:体は、動かず安静のとき、
     細胞は無駄なカロリーを消費したくないから
     「代謝を落としていいよね」と認識してしまう

  熱血モードとは:運動をすると、細胞に刺激が与えられ、
     細胞間での栄養素のやりとりが、頻繁に行われる。
     その結果、細胞が適度に元気な状態を保つことができる
     

この項で著者のお薦めの運動は「8000~1万歩程度の歩行」。
ですが、私の経験からは「ただの歩行だけでは全く足りない!」
と思っています。

背中を丸めて、前のめりにペタペタと歩くのと、
バレリーナのように背筋を伸ばして速足に歩くのでは
雲泥の差があります。
その上、ちゃんと歩くのは実はとても難しいのです。

背中を丸めず、足裏全部を使って地面を掴み、
膝裏や腿裏を伸ばして颯爽と歩ければ最高ですが、
これは相当なトレーニングと、高い意識が必要です。

なので、自力整体的な「ほぐし・整え・強化」が大事です。
毎日少しずつ、でも確実に効果的な動きを積み重ねることが
とても重要なのです。
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素最強のインベストメント 11 レバレッジとは

2024-06-08 05:40:07 | 健康料理


p.180 レバレッジとは「てこの原理」を指す言葉で、
   小さな力で大きな力を生み出すという意味で使われる
   金融投資の世界では、
   借入金などを利用してハイリターンを得るときなど。
   (ハイリスクの印象が強い)

   (中略)野菜投資におけるレバレッジは、
   超ローリスク、ハイリターン。

ここで著者は3つのレバレッジを提案しています。
   ①水をたくさん飲む
p.186  (コツとして)一気に飲んでも排出されてしまうので
     こまめに喉を潤すのが理想。目覚めの一杯だけは
     確実に。
     水分摂取が増えると「トイレの回数が増える」ので、
     それは覚悟すること

p.188 ②睡眠の質を上げる
p.191 午後10時~午前2時はゴールデンタイム?
    という情報に振り回されず、
   寝付いてから90分後に訪れるノンレム睡眠時を
   大切にすると成長ホルモンが多く分泌される。
   ので、
   眠り始めてから最初の3時間がゴールデンタイム!
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素最強のインベストメント 10 フィトケミカルの抗酸化作用

2024-06-07 05:50:57 | 健康料理


p.150 活性酸素が増えすぎた状態=「酸化ストレス」

   増える要因は、紫外線やストレス、タバコや飲酒、
   運動不足や不摂生な生活習慣、さらには加齢など

私自身はリタイアした年金生活者ですから、早寝早起きで
なるべく好きなことしかしないような生活をしています。

が、、、健康的なラジオ体操に行けば紫外線浴びまくり、
趣味のミュージカルではシナリオや楽譜を考えることは
相当なストレスです。加齢にいたっては防ぎようがない・・・・・

だから、生きている限り「活性酸素」からは逃れられないのです。
やっかいなことに個々の身体の問題は、対応する食品が違うようで、
p.152~ ①リコピン:カルテノイド系:赤色:高血圧予防

p.154 ②βカロテン:カルテノイド系:橙色:免疫力向上:
        人参、ほうれん草など。

p.156 ③βクリプトキサンチン:カルテノイド系:黄色:
        みかん、とうがらし、パプリカ
        骨粗鬆症に効果あり

p.158 ④カプサンチン:カルテノイド系:赤色:
       コレステロール値改善、肥満防止:
       赤ピーマン、とうがらし、パプリカ

p.160~ ⑤ルテイン、⑥アスタキサンチン、⑦ロスマリン酸
   ⑧カテキン、⑨アントシアニン,⑩ケルセチン、
   ⑪クルクミン、⑫スルフォラファン、⑬アリシン

などなど分類すれば、効能や食べ方がそれぞれ違っています。
要は、偏らず、色々な野菜を摂ることが重要なのですが、
ついつい「使い慣れた」ものだけになってしまいがちなので
たまにこういった本を眺めて、八百屋の店先を眺めることも重要。

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素最強のインベストメント 9  フィトケミカルと活性酸素

2024-06-06 05:52:18 | 健康料理

さぁ、今日は遂に「野菜スープ」に繋がりますよ。
p.148>「最強の抗酸化作用」があること。

野菜スープの提唱者「前田浩教授」の説も同じでした。
ここでも同じ説明が登場します。
   
   人間の体は、各器官や細胞を正常に保つために
   常に呼吸をし、取り込んだ酸素が体内の様々な
   物質と結びつくことで、新陳代謝を促したり、
   免疫力を保つ働きを担っています。


p.149 本来結びついた酸素は、水素と結合し、水として
   処理されるのですが、一部の酸素は、しっかりとした
   結合ができず、不安定な状態になってしまいます。

   この不安定な結びつきの状態になった酸素が
   活性酸素です。


   悪者として扱われる活性酸素ですが、実は、少量ならば
   体に良い影響を与えるのです。免疫系の一つとして
   活躍したり、細胞の新陳代謝に貢献したりと、
   体内を健康に保つために利用されているのです。

   しかし、問題は、増えすぎてしまったとき、活性酸素は
   安定を求め、さまざまな物質を結合しますが、
   数が多過ぎると生命活動に必要な物質とも結びつき、
   
   軽い症状では、皮膚の細胞が傷つけられ、
   シミやシワが増えるなど、
   見た目の老化が激しくなる。


   重い症状となると、ガンになりやすくなったり、心筋梗塞、
   脳梗塞、パーキンソン病、アルツハイマー病、糖尿病、
   免疫疾患など、並べるだけでも恐ろしい病気を引き起こしてしまう

ご想像のように、この恐ろしい「活性酸素」と戦ってくれるのが
野菜に含まれるフィトケミカルなのですが、長くなるので
まとめは明日のお楽しみ。
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素最強のインベストメント 8 投資の三原則 その1 続けること

2024-06-05 05:24:57 | 健康料理

著者は「投資の三原則」になぞらえて
「長期、積立、分散」と説いています。

p.65 物事というのは、すべからく、最初は決意も新たに
   行うため、気合ものっている。
   だが、少しでも興が削がれると、
   途端にやる気を失ってしまうのだ。

   (中略)(その理由は)意志の弱さとかではない。
   人間とは、そういう生き物なのだ。

   意を決して野菜を食べようと思ったにも関わらず、
   すぐにやめてしまうのは、
   野菜の栄養素が実感に変わるまでのタイムラグにある。

p.66 例えば、野菜を食べようと決意した日は、
   野菜を食べるという自身の行動だけで満足できるだろう。
   そして二日目は、初日の満足を引きずって達成できる。
   しかし、同じことは三日もやれば高揚感はなくなる

   そして4日目以降は義務感だけで食べ続け、しまいには
   楽しくないからやめてしまう。と、このような流れで
   野菜から離れてしまう人が本当に多いのだ。

   (中略)これはあまりにももったいない。
   野菜というのは、食べ続けるほどに体に良い影響を
   与えるものだ。しかし、野菜の影響というのは、
   足し算のような形で現れるわけではない。
   例えるなら累乗だ!


   (中略)野菜投資の効果は2×2×2・・・・・と言う具合いに
   効果が現れるものなのだ。野菜を食べることによる
   体調の変化をイメージしてみよう。

   人間の体は37兆個と言われる数の細胞で構成されている
   仮に一日野菜を食べることで2つの細胞に良い変化を
   及ぼすとしよう。そして3日間野菜を食べたとすると
   「2×2×2=8」
   
   37兆個のうち8個の細胞しか変化しない。
   これでは実感など得られるわけがない
   しかし、42日も続ければ、2の42乗は約4兆3980億。
   じつに、体の1/9が美しく変化するというわけだ。
   
   (中略)しばらく野菜を食べ続けると、あるとき
   「あれ? なんか体調良くなってる?」と感じる日が
   来るだろう。すると、次の日には
   「やっぱり確実に良くなってる!」と感じ、
   そしてとの次の日には「いや、もはや若返っている!」と、
   変化を感じた日から、メキメキと確信を伴った違いを
   感じるようになる。

長くなりましたが、殆ど本文の丸写しです。
何事も、変化とその歓びを感じるまで続けることこそが
成就への近道です。その極意が、的確に表現されています。

66ページ以降に「なぜ42日」なのか等の理由もあります。
是非、読んでみて実感してください。


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素最強のインベストメント 7  野菜投資を「当たり前の生活」に

2024-06-03 09:16:37 | 健康料理
以下は、ちょっと強引な三段論法。
p.59 ①野菜を食べれば健康になる

   ②つまり、「働ける期間が伸びる」

   ③年収500万円だとしたら、一年働く期間が伸びれば
     500万円のリターンがあるということ

   ④ドイツでの研究によると、
    野菜や果物を多く食べる人は、
    高血圧、冠状動脈性心疾患、脳卒中のリスクが
    低減される十分な証拠があることが示されている

具体的には
p.63 日常における習慣が当たり前のこととして定着
   野菜を食べれば体の中から健康になれるので、
   若い頃はランニング、年を取ってからも散歩するのが
   当たり前。

   体を動かせば脳も動く。
   だから学び続けることも当たり前。

私自身も、若い頃から「野菜料理」を工夫することが当たり前。
そのせいで、いつの間にか健康になっていたような気がします。
始めから順風満帆だったわけではなく、失敗も多々重ねつつ、
今の私になりました。

その結果、
「食に興味を持つこと・美味しいものを作り食べる喜び、 
それらを人に伝える(シェアする)歓びが生き甲斐となり、
現在の健康に繋がっている」のだと確信しています。  


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素最強のインベストメント 6  野菜、残っちゃう → 野菜スープ

2024-06-02 06:13:17 | 健康料理
この本は①野菜摂取の大切さ ②その方法論を
あまり興味も関心もなかった若者に年上の賢者が指南する
という形で進められています。

②の「野菜は、買っても使いきれない」という悩みに対し、
p.34 例えば、大根ならぶり大根、大根サラダ、ふろふき大根、
   みぞれ煮、おでん、大根餅・・・・・。大根を使った美味しい
   料理は山ほどある(中略)
   他にも、保存方法を知り、数日後に大根を食べる・・・・・

などと書いてありますが、
p.35 それじゃ知識を得るまでは残しちゃうじゃん!
で、著者のお勧めは
   残った野菜は、とにかく細かくみじん切りに
と、あります。

で、私からのお勧め(反論)は、
使いきれなくて数日後まで野菜を持ち越すよりは、
本当に新鮮なうちに、下処理が必要なものは切ったり、加熱。
野菜スープなどに変身させて、冷凍してしまうこと。

冷蔵庫に入れても栄養価は毎日半減するらしいので、
なるべく早く処理することをお勧めします。
買い物から帰宅して、殆ど間を置かず、すぐに処理。
私の経験では、これが一番楽でした。

著者のお勧めを腐すわけではありませんが、
自分に合った方法を探し出せれば、残り物を腐らせる心配は
徐々に減っていくはずです。

だから、、、恐れずに色々試してみることをお勧めします。
 
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最強のインベストメント 5  テロメアの残し方

2024-06-01 06:14:08 | 健康料理
テロメアとは?
p.32 人の老化を示すものとしてよく用いられるもの。

   人間のDNAの末端に存在し、細胞分裂のときに
   エラーが起こったり、DNAの損傷を防ぐ働き
を持った
   キャップのようなもの。

   テロメアの長さは出生時が最大で、
   そこからストレス、炎症、細胞分裂によって
   徐々に減少していきます。

つまり、テロメアの長さを見れば、その人の健康状態や
糖尿病・高血圧・アルツハイマー病・死亡率を推測できるそうな。
つまり、
実年齢が同じでも、テロメアが長い人の方が、
体はより健康的で若い、と言える。
そして、このテロメアを残す方法というのが、研究されており、
p.33 果物と野菜の摂取量が1日当たり100g増えるごとに
   テロメアが27.9塩基対も長くなる
   (=体の老化を1.9年遅らせることに相当する)
  
   もっとも野菜を摂取している人と、もっとも野菜を摂取
   していない人を比較したとき、
   細胞の老化度合いは4.4年も違っていた(という研究結果も)

ここで再度テロメアの説明を:
p.32 基本的にテロメアは加齢1歳ごとに、
   14.9塩基対ほど短くなる

   DNAは4種類のアミノ酸がズラッと並んでいますが、
   この一つ一つのアミノ酸を塩基と呼びます。
   つまり、1年を追うごとに14.9個のアミノ酸が失われているということ

ちょっと難しい話でしたが、話の科学的尺度として
テロメアという言葉は押さえておきたいと思いました。
 
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