自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

看取りプラン 1

2016-02-08 05:55:00 | 介護


私の母は大正13年生まれ。5月の誕生日を迎えれば92歳になります。
本人は「こんなに長生きするとは、思ってもいなかった」そうですが、
いつの間にか、<かなりの人が、長生きする時代>になったようです。

2002年に父を見送るまでは、「何事も、夫の言うなり」の人で、
私にとっては、<最も、なりたくないタイプ>でした。

何が嫌かって・・・・
  1.自分で物事を決められない

  2.自分の意見が無い

  3.人から色々言われたくないので、目立たないように暮らす


現在の私を知る人は、
  
  <完璧な反面教師>だったのですねぇ・・・・ と溜息をつきます。


それはさて置き、
<父亡き後>は、彼女も自分で決定する立場になりました。
が、歳は既に78歳。
初期のアルツも始まっていて、
日常生活は困らないけれど、重要な判断はできない状況でした。

一番困ったのが、詐欺師のカモになることです。
一軒家に一人で住んでいると、

  下水修理業者(?)を装った男性がピンポン!とやってきて、
 「お宅の下水が詰まっているから、嫌な臭いがして、近所迷惑だ」
 「今なら近所に来たついでだから、安く直てあげる」

  隣町の棟梁と称する男性がやってきて、
 「お宅の2階の屋根瓦がずれているから、じきに雨漏りするよ」
 「今ならキャンペーン期間だから、格安で修理できるよ」

などなど、次女の私が気付いただけで、この2件。
下水の方は、5000円の被害で済みましたが、
屋根の修理(?)は300万円も取られて、実態はどうだったのか???

長年住み慣れた住宅街で、ご近所とのお付き合いもあったけれど、
こういった詐欺師にとっては、格好の餌食だったようです。
この直後、私のケア・プランが始まりました。
 




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骨ストレッチ 追加   松村卓  2015/7

2016-02-07 08:35:33 | 図書メモ




昨年11月初旬にご紹介した「骨ストレッチ」の補足です。


P.53 スリムであっても軽やかとは限らない

著者は骨ストレッチの効果を5つ上げています。
P.54 
   1.表情がゆるみ、笑顔になれる。
   2.体のコリや痛みがとれる。
   3.体が引き締まり、姿勢が良くなる。
   4.身のこなしが軽やかになる。
   5.スポーツのパフォーマンスが飛躍的にアップする。

1~3は自力整体と全く同じです。
4と5は上記の結果として付随してくるものです。

P.55 大切なのは余計な肉を落として体重を減らすことではなく、
   骨を意識して、体が使えるようになることなのです。

P.71 中指Walking

   通常のWalkingではまず、脚力が重視されています。

著者の主張は、
   「脚よりも胴体のほうが先に出る」
   重たい体がまず前に出て、後から脚がついてくる。
   
この歩き方が、まさに私が山歩きの極意としてお伝えしたい方法です。
が、……どうやって伝えるのか??
言葉にできても、それがイメージされ難いものであっては意味がないので、
難しいのです。


P.81 骨のある生き方
   骨がある:根性があること

   気骨がある人:信念を持って行動している人への最上級のほめ言葉

   骨がない:根性もやる気もない状態

   骨抜きにされる、骨を折る、骨折り損のくたびれ儲け

   骨を拾う:亡くなった人の遺志を引き継ぐ

P.83 体という字は、昔は、
   「骨が豊か」と書いて「體」だったのです。
   筋肉(見た目)ばかりでは、本当に意味で豊かとは言えません。
   目には見えない「骨」をしっかり意識してこそ、目に見える部分の印象も、
   実際の振る舞いも変わってくると思うのです。

鼻骨を降ろすと鼻筋が緩み、笑顔になり、全身が緩む


断片的なメモです。
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長生きしたい人は「鏡」を見なさい ②  南雲吉則・著 2012/6

2016-02-06 15:35:48 | 図書メモ


1/11にご紹介した本の続き(序章)です。

P.29 序章より

   私はときどき卓上の鏡を見るのですが、その際、
   鏡の中の自分に対して笑いかけてみたり、
   話しかけていたりしていることに気付いたのです。

   (中略)最初は鏡に映る疲れた自分に語りかけていたのですが、
   いつの間にか、鏡の中の自分が語りかけてきているように感じたのです。

   そうやって鏡の中の自分とコミュニケーションをとっていくうちに、
   (中略)励まされたり、癒されたり。
   自分の人生のパートナーのような存在となってきたのです。

   妻や夫という伴侶が最大のパートナーであることは変わりありませんが、
   鏡に映る自分というのも、やはり唯一無二の存在です。

   この自分がいたことで、私自身は自己を磨く努力ができ、
   自己実現を成し遂げることができたと思っています。


「自惚れ鏡」という言葉がある通り、
自分で覗き込む<鏡の中の顔>は、無意識に最高の状態を合成した顔のようです。
現実を直視する能力がなくなって(=心の眼がつぶれて?)、
過去の最高の状態しか思い浮かべられなくなっては困りますが、

それほど酷くなければ、
鏡の中に<自分とそっくりの親友が住んでいて、いつも励ましあう>存在がある。
という考え方は面白いと思います。

一歩間違うと、妄想のようにとられるかもしれませんが、
そこは、演技力で、一人二役を演じれば良いのでしょう。
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蒸しショウガ健康法 石原新菜・著  2013/7

2016-02-05 10:17:54 | ダイエット




1/13にご紹介した石原新菜さんの本。
入浴前のスクワットは、私には今一つ効果が上がりませんでしたが、
今回の蒸しショウガは結果が良いのでご報告します。

P.24 蒸しショウガとは:生のショウガを1ミリ厚くらいにスライスし、
      30分くらい蒸して加熱、そのあと天日干しや室内乾燥で
      カリカリになるまで乾燥させる。

P.25 効用:ショウガが持つ体を温める効果が加熱することでさらに増加する。

P.23にはショウガの薬効がたくさん紹介されています。
   ①体を温める ②痛みをとる ③免疫力を高める ④熱を下げる

   ⑤ダイエット効果  ⑥コレステロールを低下させる

   ⑦血液をサラサラにする  ⑧老化予防  ⑨殺菌作用

   ⑩血圧を下げる  ⑪肝機能の改善  ⑫うつ症状を改善する

   ⑬吐き気を抑える  ⑭気管支を広げる


上記の何が起こったかというと、なんと、体重が減ったのです。
食材や食べ方は変えていなくて、手作りの蒸しショウガを毎日すこしずつ
味噌汁やお茶代わりに飲むようになっただけなのです。

なので、もしかしたら、他の皆さんにも朗報かも?
私の体質にピッタンコだっただけかもしれませんが、
料理は美味しくなるし、ゴボウ茶と同じような実験感覚が良いので、
お薦めです。

P.77 ショウガを蒸してから乾燥させるのは、
   ショウガに含まれている薬効成分のジンゲロールを

   加熱・乾燥工程でショウガオールに変えるため



実際の作り方は、手持ちの調理器具によって、違ってきます。
私はコンベック(スピード熱風ファンのOven)を使っていて、
最低温度設定は100℃です。
本当は80~90℃が良いそうですが、蒸してから網に広げる手間なんて
かけられないので、とにかく100℃で1時間の加熱にしました。

500gのショウガをスライサーでシャッシャと輪切りにして、
オーブン・シートを敷いた天板に並べるだけ。
少し重なってしまうので、400gが良かったかも……
カリカリに縮れたショウガをFood Processorでガーガーして終わり。
タッパーに入れて保存すれば、3週間は大丈夫だとか。

詳しくは本をご覧ください。
     
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努力不要論 10

2016-02-04 08:37:36 | 図書メモ


P.222 人間は死の間際になると
   自分の人生を振り返って後悔を口にするのだそうです。
   そして、たいてい同じ内容であるそうな……。

   口にされた後悔の中でも最も多かったものの一つが
   「あんなに一生懸命働かなくてもよかった」なのだそうです。
   仕事ばかりせず、もっと家族と一緒に過ごせばよかった、というのです。

   また、「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てばよかった」
   「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
   というのもベスト5に入るそうです。


いぇ~い!この点だけについては、我が人生に悔いなし!!
周囲との軋轢に屈せず、家族に迷惑をかけ(多分……)、
自分を表現し、やりたいことに挑戦してきました。

これが良いか悪いかは、さておき、
こういう著書を読んで、我が来し方に「お墨付きを得た(?)」気になれるのは
読書の効用だと思います。


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努力不要論 9

2016-02-02 05:58:09 | 図書メモ


今日は、昨今の<婚活>についての、著者の意見です。

P.89 何十年か前に、(中略)結婚という仕組みは
   働く男のために、社会のために、というものだったのです。

   女性は<男、家、社会>を維持するための補助的な役割を担い、
   自立的な経済生活を営まず、権利も主張しない、できないという構造でした。

   女性は基本的には男を立て、男に逆らわないもの---とういう交換条件のもとで、
   専業主婦が男の収入で守ってもらう、ということが成立したのです。

   (中略) 収入の良い人に養ってもらうのは大変結構なことですが、
   自分の自由を売り渡すことと引き換えであると気付いて婚活している人が、
   今、どれほどいるでしょうか。


確かに、私の母の時代、女性の結婚は「男性への滅私奉公」であり、
自分の意見は持たず(あっても語らない?)、
時間的、経済的余裕があればラッキー!で、趣味などを楽しめた……

母は典型的な専業主婦で、余裕のある時代は
洋裁、お菓子作り、日本画、社交ダンスなどを習い、
区営プールで泳ぐなどの楽しみを持っていました。

でも、社会参加せず、時事問題については、
夫(私の父)が言う意見に頷く(同調する)だけの、じれったい存在でした。
幸い、父はリタイアするまで事故や病気になることもなく、
母の老後を支えてくれましたが、
「もし、稼ぎ手に何かあったらどうするの??」というのが私の不満でした。

「不安」ではなく「不満」です。
「稼ぎ手の男性」に依存して生きていくよりは、
「手に職をもって、自活する方がずっと良い」と思うようになりました。

なので、自分自身の結婚のとき、迷わず求めたことが
「それぞれが、生き甲斐と収入を持って、共に暮らし、支えあう」ことです。
これはこれで、大変な軋轢を生み、かえって大変でしたが、
初心にこの志を持ったことは大変良かった……と思っています。

母はず~っと私の反面教師でした。
母の生きた時代がそうだったから、「選べなかった」ということはあるでしょう。
現代のアラフォー、婚活中の女性たちは何を求めているのでしょう?





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努力不要論 8

2016-02-01 06:03:01 | 図書メモ


P.147 もともとの才能が低く、しかし努力に努力を重ねてのし上がってきた、
   という人は他人の才能を見抜いて潰しにかかってくる傾向が強いと思われます。

小説やドラマでは、よく見かける情景ですね。
幸いなことに、私は努力が大嫌いだったので、「のし上がる」ことなく、
周りの人の才能に依存して、彼らを結び付け、Coordinateする側に回りました。
これも一つの才能だと、自負しています。

著者も、以下のページで後押ししてくれています。

P.210 究極的に言ってしまえば、私は
   「できるだけ努力をしないで生きよう」という考え方が、
   最も大事なことではないかと思っています。

   たとえば、自分ができること、できないことを理解するのと同時に、
   自分の周りにいる人の適性を観察して、自分ができないことをお願いする。
   これが、人間がここまで生き延び、繁栄することができた要因として、」
   最も重要な戦略です。

   もちろん自分ができること、できないことを正確に把握する必要があるし、
   他人の得意なものを見抜く眼を養うという、広義の努力は必要になります。
   しかし、こうして培われた能力は決して無駄になりません。

   (中略)他人の才能を見抜く眼を養うのと同時に、
   人に気持ちよくお願いをやってもらえるトレーニングも
   したほうがよいでしょう。

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