自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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看取りプラン 14 バレエ

2016-02-21 08:42:38 | 介護


バレエというと、ひっ詰めヘアに白いタイツ、レオタードを着て、
トウシューズでくるくる回る……というイメージですが、
違います。

私流に言うと、
  「鳩尾をあげて、肛門もあがり、御臍が縦になって、
 
   背中が下がるから、美しい立ち姿になる」


  「腕は地球または宇宙を抱きかかえるかのように

   肘から限りなく優しいカーブを描き、眼差しも遥か彼方へ」


「あっそ~」と言って、初心者や柔道の選手が真似しようとしても、
必要な筋肉が育っていなければ、
この姿勢で立ち続けることは無理です。

そのために、どんな大バレリーナになっても、バーレッスンは
欠かせないのだそうです。

逆に言えば、バレエは<高齢になっても出来る、立つだけ体操>かも。
もちろん優雅なチュチュ風のお稽古着を着て、
バーに掴まりながら、爪先立ちになり、パドブレなど行えば、
一瞬にしてバレリーナ気分になれるのです。

母は長年社交ダンスを楽しんできましたが、
それは<相手の男性が、ちゃんと動かしてくれる>という前提のもの。
女性は決して自分から積極的に動いてはいけないので、
<なされるがまま>という主体性の無さです。

その結果、脊柱起立筋とか、内転筋、殿筋などがすぐになくなり、
歩けなくなり、車いすになり、今はオムツが必要になっています。
オムツになると、途端に精神的意欲もなくなりました。

礼儀正しさとか、人を気遣う心意気は残っていても、
社会的なことに貢献したいとか、意見を言うということが
何もなくなって……、連動して、身体もダメになった……と思います。

日本舞踊は挑戦したことがありませんが、
美しい姿勢を保つには、とても良いようです。
社交ダンスは…………、腰を痛めている人が、私の周囲には多いです。

何でも、やり方と、やり過ぎに気をつけることが必要ですが、
バレエはお勧め!です。


コメント
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