自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

看取りプラン 9

2016-02-16 05:57:00 | 介護


ま、ミッションが無くても、高齢者マンションでは色々な行事があり、
母は合唱サークルの発表の場や、ダンス・パーティー、盆踊りの練習を楽しみ、
11月の展覧会には昔書いた日本画を展示したりしました。

そう、母は平凡な専業主婦でしたが、できる範囲での趣味を楽しみ、
マンションの中だけでも、友人をたくさん作り、活躍していました。
願わくば、
昔取った杵柄(日本画を書く)を、人に教えるということに使えば、
もう少し元気でいられたのでは?と思うのです。

実際、昔は近所の人に教えていたので、
その準備をするのに忙しくしていました。
「人様に何かを教える」ということは、素晴らしいことです。

私も今、「自力整体」や「元気体操」をお伝えする立場ですが、
日々、勉強が必要ですし、新しい知識や情報に触れることが
楽しくて嬉しくて、寝る時間が惜しいほどです。

現在、各自治体では、介護保険の逼迫に備えて、
介護予防プログラム作りに取り組んでいるようですが、
筋トレや体操だけでなく、教育的プログラムが必要と思います。

日本画などの、技術的なものでなくても、
料理やお手玉作り、伝承遊びなど、何でも良いと思うのです。
私が積極的に取り入れているのは、
指導の時に取り入れている「立ち方の説明」や「呼吸法」を
その日のうちに、誰かに伝えることです。

人から聞いたことを「あっ、そぉ」「へ~ぇ」と聞き流すのでなく、
「ちょっと、ちょっと! イイこと教わったから、教えてあげる!」と、
人に伝えてもらうのです。これをやると、その人の身につくのです。
コメント
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