昨日の本の続きです。
P.110 コンセントリック収縮
筋肉の使われ方の一種で、
<筋肉が短縮しながら力を発揮する状態>
例えば
重いものを持ち上げるときの動作や
階段や坂道を上るときの動作
重いものを持ったまま腕を下げる動作や
階段や坂道を下るときの動作で、
筋肉が伸長されながら力を発揮。
階段の下りでは、着地の衝撃を
筋肉がエキセントリック収縮することで受け止めます。
つまり、筋肉がブレーキ役として働いて衝撃を吸収するため
筋肉に微細なダメージを与えやすいのです。
筋肉はダメージを受けた後で回復することによって
強く太くなる性質があるため、
筋トレとして考えれば、階段の下り運動は意義があります。
山を下りるときの方が、膝にダメージがあり、疲れることは有名です。
でも、コンセントリックという名前は知りませんでした。
こういった<動きや現象の名前>、<身体パーツの解剖学的名前>を
知ることは、身体への労りに繋がり、良いことだと思います。