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著者は米国アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授 新谷弘実医師
2007/1 初版 2005/7初版の前著は、100万部超のベストセラーだそうな。
東城百合子先生の<玄米菜食>をベースにしてきた私にとっては
実践中のことばかりで、あまり目新しい情報はない、という印象です。
ただ、普通食の方たちには、嬉しくない提言でしょうから、
権威ある(しかも米国で!)お医者さんが書いてくださった!ということが
重要なことかもしれません。
著者は臨床医として日米の多くの患者の腸内を観察してきた結果、
癌や疾患を招いた食べ方や生き方に考察を深め、
「五つの流れ」を良くするための「七つの健康法」を説いています。
具体的に「流れ」というのは、体内の水の流れのことで、
「血液・リンパ」「胃腸」「尿」「呼吸」「気」の五つを指します。
そのためには
①正しい食事
②よい水を飲む
③正しい排泄
④正しい呼吸
⑤適度な運動
⑥上手な休息・睡眠
⑦笑いと幸福感
これらは総論として、あまりに当たり前すぎますが、
その方法論が論議を呼んで、牛乳業界などから詰問状が来たそうです。
業界や医師会・政府が示した医学的根拠が正反対にひっくり返ることは
決して珍しくないので、私たちは自ら実践してみて判断するべき、と思います。
上の写真はマレーシアの猫です。