自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「乳癌…」続き

2012-07-12 09:59:55 | 推薦図書


P.16 細胞には命の導火線がある

「テロメア」という言葉(発見?)、数年前のノーベル賞だそうですが、
不勉強な私は、「聞いたことがある」という程度でした。

テロとは「はじっこ」、メアとは「部分」、つまり「はじっこの部分」だそうで、
場所は、細胞の核の中の、染色体の中の、遺伝子のDNA二重らせんの
より糸の「端っこ」だそうな!

その「テロメア」の存在意味と限界、そして「癌の誕生秘話」へと、
話は面白くも、楽しく展開されます。



 P.58 「なぜ(乳房の)全摘が行われるのか」

  寒いところに住む動物は体温の放散を防ぐために身体の凹凸が少なく丸い
  体型をしている。これを「アレンの法則」という。寒いと猫はこたつで丸く
  なります。体温を失わないためです。アザラシは四肢が短くずんぐりむっくり
  しています。これが寒冷地に住むにはいちばん都合がいいのです。

  日本人の祖先ははるかシベリアに住んでいたモンゴロイドです。氷河期を
  乗り越えるために、手足は短く、乳房は小さく、ウエストはくびれずに
  理想的なアザラシ体型に進化しました。
  ちなみに鼻は低く目は細く平面顔なのも進化の結果です。
  (これ以上言うと女性から嫌われるのでやめておきますが)

  つまりシベリアから中国の東北地方、朝鮮半島、日本に住む女性は乳房が
  小さい……(という理由)から、乳癌の手術で、温存療法が難しい……
  という論理展開です。

欧米の方が寒いんじゃないのぉ??という疑問が沸かないでもないですが、
ま、この落語のような説明は笑えます。

コメント
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