自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「痛くない死に方」 6  お餅を喉に詰まらせたとき

2017-12-24 05:53:00 | 推薦図書


100歳の在宅患者さんが「お餅を喉に詰まらせて、窒息状態」
こんなとき、私だってきっと、救急車を呼んで、
「とにかく、詰まってるお餅を取り出してください!」と叫ぶでしょう。

しかし、、、長尾医師は、
P.60 「今、救急車を呼ぶということは、蘇生処置をお願いすることです。
   蘇生に成功したら、延命処置に移るかもしれません。
   そこまで考えてから決断してください」

と、言われるそうです。


P.61 日常のおしゃべりの中でいくら「私は自然にポックリ、
   痛みに苦しむことなく逝きたい」と本人が話をしていても、
   いよいよ、という時に、ご家族はそんな会話は忘れ、

   「やれる延命治療は全部やって欲しい。何が何でも助けてほしい」
   と真逆の希望を出してくることが多々あります。
   それが愛だと思っているのです。

   しかし、愛とエゴイズムは紙一重であることを忘れないでほしいと思います。
   ご本人の痛みや気持ちを想像もせずに、理想を押し付けることは、
   少なくとも愛情ではありません。


だって~~、目の前で<窒息死しそうな状態>が展開したら、、、、
言われてみりゃあ、長尾先生の言われることが、すぐ納得できますが、
何の予見も出来ない状態では、<蘇生処置をお願いする>のが人情です。

あ~、気を付けなくっちゃ!

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