自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

危ないたべもの  続き

2012-05-06 05:54:01 | 推薦図書
P.39 人間の体は自然の一部です。自然の営みとぴったり合致
  するように、体のしくみもデザインされています。自然から
  かけ離れた食べ物は、必ずどこかで体に余計な負担を強いる。
  それが、私たちの健康を蝕んでしまうのです。

P.40 そういう意味で尤も不自然な甘み成分は、人工的に作られた
  甘味料でしょう。最近よく使われているのは、スクラロースや
  アセスルファムKといった成分。こういった自然界にはまったく
  存在しない化合物が、甘味料としてお貸しや飲料に配合されて
  います。

  人口成分なので、人間の消化酵素では分解できません。
  エネルギー源として利用されないのだからカロリーゼロ。
  ということで、「ノンカロリー」「無糖」などと大書きされた
  一見ヘルシー風な食品によく入っています。

  (中略)この種の成分の安全性をうたう説明としてよく見られる
  のが、「消化・吸収されずに排泄されるから大丈夫」という理屈。
  消化管の中を素通りして体内に入らないから安全だというのです。

P.41 でも腸管の内面には、体内の免疫システムなどと直結する
  レセプター(受容体)分子が多数、露出しています。腸の中を
  通るだけだから、体に影響を与えないという理屈は通りません。

  (中略)体にとって不要なもの、ないし有害なものが体内に
  入ってきたとき、体は肝臓の解毒システムや腎臓の排泄システム
  などを動員して、その成分を体外に排泄します。コンスタントに
  入ってくれば、それだけシステムに負担がかかるのです。
  そんなものを好き好んで体に入れる必要があるでしょうか?

  スクラロースやアセスルファムKは、食品添加物として厚生労働省の
  認可を受けています。だから安全性を確認する私見(動物実験)は、
  一応クリアしていることになる。

  でも、いったん政府から「安全だ」とお墨付きをもらった成分が、
  後になって毒性を持つとわかった例は、過去にいくらでもあります。
  世の中に流通すれば、動物実験とは比較にならないほどたくさんの
  人が摂取するから、私見では検出できなかった有害事象も見つかる
  のです。これって、まるで人体実験だと思いませんか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「じつは危ない食べ物」 | トップ | 危ない食べ物 続き 2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

推薦図書」カテゴリの最新記事