自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

危ない食べ物 続き 2

2012-05-07 05:47:28 | 健康料理
以下は<牛乳パラドックス>の話です。

P.69 牛乳のカルシウムは、乳糖という牛乳特有の糖質と結合して
  存在しています。乳糖を分解しないと、カルシウムは吸収でき
  ません。乳糖を分解するのはラクターゼという消化酵素ですが、
  日本人の85%はこのラクターゼを持っていないのです。
  
  ラクターゼを持っていない人が牛乳を飲むと、お腹にガスが
  たまってごろごろしたり、下痢になったりします。とちらも、
  消化・吸収がうまくいっていないことを示す症状です。
  そんな状態でカルシウムは吸収されるのでしょうか。

  大半の日本人にとって牛乳は、むしろお腹の状態を
  悪くしてしまう食品なのです。

P.70 カルシウムさえ摂れば骨が強くなるというのは、大きな
  誤解です。骨を作るのに必要な栄養素はほかにもたくさん
  あります。ミネラルでいうとマグネシウムやリン。
  ビタミンDも必要です。

  ミネラルが体内で正常に働くには、理想的な比率があります。
  例えばカルシウムとマグネシウムは2:1のバランスが理想。
  しかし牛乳のカルシウム:マグネシウム比は10:1。

  だから牛乳を摂るほど、体の中は相対的にマグネシウム不足
  状態になってしまいます。この点からも、牛乳がカルシウム源
  として、必ずしも優れているわけではないことがわかります。

  リンとカルシウムは1:1のバランスで働きます。ここにも
  問題が隠れています。リンはインスタント食品や加工食品に
  多く含まれているため、いわゆるジャンクフードを多く食べる
  人の体内では、圧倒的にリン過剰になりがち。すると体は
  過剰なリンを体外に排出するのですが、このとき1:1の比率で
  カルシウムも一緒に捨ててしまいます。

  つまりカルシウムだけをいくら摂っても、食生活全般が
  乱れていたら、多くがむだになってしまうのです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 危ないたべもの  続き | トップ | 危ない食べ物 続き 3 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

健康料理」カテゴリの最新記事