自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

老いの品格   和田秀樹・著   2022/6

2023-03-11 05:54:34 | 推薦図書
 

いやぁ、とてもとても面白い本でした。
私は読みながら「後でメモしよ!」と思ったところに
付箋を貼るのですが、30枚以上になったかも。

著者は老年精神医学の医師で、著書は20~30冊/年だそうな。
一生で、というなら分かりますが、年にです!
つまり、私が次に読む候補を図書館に予約する量が増え、
どんどん入ってきそうなので恐ろしい・・・・・なんて贅沢ですね。

魅力的な高齢者の大きなポイントは「余裕」
p.40 歳をとるほど、(中略)不安感や恐怖感で
   動いている人が多く見られます。

p.41 一方で、そうなることは当たり前だと実感できていて、
   「人間いつかは死ぬんだから」「いつかはボケるんだから」
   と言っている人は、余裕や風格さえ感じさせます。

著者は高血圧だし、空腹時血糖値も高く、帯状疱疹を経験したり、
利尿剤のせいで頻尿だったり、数値的には良くない状態ですが、
原因が分かっているし、対処法も分かっているのだから安心して
暮らしているそうです。
無理に「一般的に正常といわれる数値に近づけようとは思わない

私も上に同じです。
やれる範囲で「健康によい全てのこと」をしている自信があるので、
何が起きても、「あぁ、そうなの」と受け入れられると思っています。

そもそも、そういう気持ちで仕事も趣味も大車輪でやってきたので、
「明日事故で死ぬ」と分かっても「ま、イイか。散々やってきたからね。」
と思えます。これが和田医師がいう「余裕」というものかもしれません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  筋肉こそ金なり  2  前... | トップ | 老いの品格   2  不安は... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

推薦図書」カテゴリの最新記事