自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

からだ美調律  溝口葉子・著  2019/3

2022-01-09 05:46:43 | 図書メモ


著者はバレリーナです。
その立場からの逆説的な説明で、頷けることが多々ありました。
例えば、
p.29 美しい姿勢を目指してこんな努力をしていませんか?

   肩を開き、胸を張る
   肩甲骨を引き寄せる
   お尻をギュッと引き締めてたつ
   脚がまっすぐになるように膝に力を入れる
   両脚が閉じるように内ももを鍛える

   実はこういう努力をすることが理想的な体になるどころか、
   かえってガチガチの体を自ら作り出す原因になっています。

え~~~ん、私、まさに上記の努力をしてきました。
でも、著者が言うには、
p.30 きれいな姿勢になれるように、「意識して」「力を入れる」
   この時点で、既にからだは無理をしています。
   つまり「頑張らないとその姿勢になれない体の状態」なわけです。

p.31 一見姿勢が良さそうに見えても、腰痛や肩こり、むくみなど
   不調に悩んでいる方も多いでしょう

著者は4つのタイプに分けて分析していますが、私に当てはまるのは
p.54 「隠れ」鎧タイプ
   一見体が動くように見えるので、本当は内側から動けていない
   ことに自分では気が付いていないタイプです。例えばヨガ、
   ピラティス、ダンス、スポーツなどで体を動かす頻度が高い方や、
   インストラクターなど美容のプロにも多く見られます。

   実は、からだの内側が硬まって動かなくても、訓練することで、
   本来動くべき部分とは別の箇所で「代替」させて動かしているのです。
   例えばヨガのポーズをする時、関節や体の内側から動けなくても
   力技で見た目は同じポーズを「つくる」ことができるのです。
   このタイプの人は怪我もしやすいです。一見、体が柔らかくて
   動けるけれど、病気や怪我に悩まされている人が多いのです。

   体を緩めて整え、余計な力を抜くことから始めましょう
  
73歳にしては驚異の<柔軟性&体力>を誇ってきた私ですが、
年が明けて、急にそこここに痛みが出て、慌てていたところです。
なぁるほどね~、と思いつつ、バレエの難しさを噛みしめています。

ところが、じゃあ実際にどうすればイイの?というと、
結構易しい動きで、バレエ整体や自力整体の動きに似ていたり・・・・・
ちょっと拍子抜けでした。

具体的には、
p.74~ ①基本のお尻歩き(骨盤を前後左右に動かす)

p.78 ②肩関節クルリ(手首の逆手捻り)

p.82 ③肩甲骨グルグル

p.86 ④お尻グリグり(テニスボールで中殿筋ほぐし)

p.88 ⑤じんわり足首のばし

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