自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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パッとしない私が「これじゃ終われない」と・・・ その7 他者からの評価と自分の評価

2024-04-06 07:03:14 | 生き方
砧の桜は未だでも野草園のヒトリシズカはバッチリ


今日は、私の意見を述べる隙間がないほど完璧な(?)
上田紀行教授の言葉を並べてしまいます。
本当にそうよねぇ~と思い、忘れないように書きとめ、
多くのブログ読者の方々とシェアしたいと思い、
珠玉の言葉たちをご紹介します。

p.165 多くの日本人は、「そんなことをしたら人様に
   恥ずかしいから慎みなさい」という、
   本人より他者から非難されることを教え込む教育を
   受けて育ちます。

p.166 一方、西欧では、「あなたは素晴らしい人間なのに、
   そんなおとをして恥ずかしくないのですか?」という
   本人を基準に、本人の存在を尊重する教育を受けて
   育つことが多いようです。

   「あなたは素晴らしい」ということを大前提としている
   後者の教育は、他者評価を基準にする前者よりも
   自己評価の高い人間を育てます。

(中略)
   あるルーマニア人の女子留学生の発言
   「日本人はなぜ人前で恥ずかしい恥ずかしいというのでしょう?
   私たちは、神様の前で自分が恥ずかしいことをしていないかが
   重要であって、人の目を気にして恥ずかしいとは考えません。

   人の目ばかり気にしていると、神様の前で恥ずかしいことを
   たくさんしてしまいますから」と。

(中略)
p.167 何か人智を超えた存在が見ているから、
   あるいは顔は見えないけれどご先祖様が見ているから、
   恥ずかしいことはできないと自分を律する考え方は、
   単に他人の目線を気にするのとは違います。

   そうした人間を超えたものからのまなざしが見失われつつある
   のは大きな問題です。

   私たち日本人は、他者評価だけを基準にするのではなく、
   もう少し自己評価を高めて自律的に行動する必要があるのでは
   ないでしょうか。

   もしあなたが親なら、子どもに他者評価だけを押し付ける
   のではなく、まずその子自身が素晴らしい存在であると
   伝えることが大切です。


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