自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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映画の会 「善き人へのソナタ」

2024-05-10 23:08:31 | 生き方


昨夜は月に1回の映画の会。
予習する時間がなくて「善き人へのソナタ」という題だけがたより。
へぇ~、音楽に関する話なのかしら?と思って臨みましたが、大違い。

秘密警察全盛のイヤな時代の暗く重苦しい話です。
が、登場する人々の心の機微・動きが素晴らしく描かれていて、
後半は手に汗をにぎるほどのスリリングな展開もあり、
最後の登場する「ソナタ」の意味に何ともいえない充足感が溢れます。

大ヒットするメジャーな娯楽映画とは全然違い、一人だったら
絶対観に行かないような映画でしたが、紹介していただいて
本当に良かったと思います。

同時に、今まさに秘密警察&告げ口社会に生きる「善き人」の苦しみ、
生きる意味などに思いを馳せ、応援の気持ちでいっぱいになりました。
「日本は平和で良かった」なんて安心していても世界的には一触即発の
不穏な時代です。第二次世界大戦時の日本の暴走を絶対に忘れないで、
色々な事実・可能性に目を向け、やれることをする!と誓いを新たに
しました。

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後からググってみると、
   秘密警察による反体制派への監視が行われていた冷戦時代の旧・東ドイツ。
   秘密警察局員のビースラーは、ある日“反体制派”と目される劇作家
   ドライマンを監視するように命じられる。ドライマンの家に盗聴器を
   仕掛けたビースラーだったが、彼の部屋から聞こえてきたピアノ曲
   「善き人のためのソナタ」に心を奪われてしまう……。

   監督は、本作でデビューを飾った33歳のフロリアン・ヘンケル・フォン・
   ドナースマルク。第79回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した。

   2006年製作/138分/ドイツ   原題:Das Leben der Anderen
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