自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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3つの世界   ②キャピタリズム(資本主義社会)

2024-07-03 05:42:34 | 生き方


著者によると、資本主義社会で生き残るのは
p.116 「ロボティクス」と「医療改革」だそうである。
   ロボティクスはGDPを引き上げ、
   医療改革は社会保障コストを引き下げる。

   車を含めたロボティクス技術の導入は変わらぬ速度で
   進む。ロボティクスとはロボット工学の一分野であり、
   ロボットの構想、設計、製造、運用、保険などの
   ファイナンスなどを対象とするものである。

p.118 医療改革
   医療改革は、日本が真っ先に取りかからなければならない分野
   である。この領域は研究開発に莫大な時間とお金がかかるので、
   資本集約で勝敗が決する。
   この分野に取り組むことは、医療介護費用として年間約60兆円
   かかっているコストを削減することを意味する。

   一口に医療といっても、その範囲は先端医療や未病あるいは
   アフターケア、ゲノム解析など多岐にわたる。そのため医療
   システムが指すのは電子カルテや保険制度あるいは医師会の
   扱いや、総合病院と町医者を包括する複合的なシステムのことだ。

   日本は高齢化が進行し、医療システムに膨大なコストがかかって
   いる。もちろん医療システム自体を輸入することがあっても
   日本人としてこの改革に参加する意義も大きい。

   イメージとしては、国として売上を立てるのはロボティクスであり、
   国のコストを下げるのが医療システム改革である。それぞれの
   売上とコストが百兆円ずつだとすれば、国として200兆円のGDPを
   プラスにすることが可能であると考えている。

腐敗しきった自民党政権と、それに立ち向かえない野党、
考えること・意見を言うことを止めてしまった国民は
これからどうなっていくのやら?

著者が言うような案が生かされて、改革が進むとは思えない
ことが悲しいです。

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