自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「人生がときめく 片づけの魔法」 近藤麻理恵(こんまり)・著

2015-05-07 05:48:33 | 生き方


うかつにも、この人の存在・著書のことを最近まで知りませんでした。
書店には定期的に行っている筈でしたが、
健康関連・料理の棚に偏っていて、平積みのベスト・セラーは
割とスキップしてしまうのです。

では、何故知ったのか?というと、
毎朝散歩に行く洗足池の常連さんの一人が
「コンマリさんの本のお陰で、ず~~っとスッキリ生活よ」と喋っているのが
チラと、聞こえてきたのです。

それからほどなくして、偶然、TVのスイッチを入れたとき、
アメリカで圧倒的な支持を受けている<日本人収納コンサルタント>の話題が。

驚いたことに、このうら若き女性が、
  アメリカのタイム誌が、毎年独自に選出している
  「世界で最も影響力のある100人の人物」の2015年版に
  あの著名な作家・村上春樹氏と共に選ばれた!そうなのです。

う~~ム、これは是非とも読まねばならぬ!と思い、
(何を隠そう、私の部屋はミュージカルの衣装や書類・楽譜でごった返し、
 何かを取り出すのに、常に資料の山をどけながら、という悲惨な状態なので……)
早速ゲットしました。

正直、「何故、収納の本が、世界を変えうるの??」という疑問符付でした。
が、1~2巻をダダっと読んでみて、納得!です。
これは、収納法の本ではなく、「生き方指南」なのです。

私が一番気に入った言葉は、第2巻の終わりの方に出てきます。

P.273 「モノに思い出を染み込ませながら生きる。

     そんな生き方をしていきたいな」


この言葉の良さは、殆ど絵の無い260~280頁の長さの2冊を読み進んで、
各所に込められた彼女の<モノとの関わり方・精神性>や、彼女自身の
家族との歴史・情熱を理解すると、本当に胸にストンと落ちてきます。

ただのエキゾチズムでなく、「禅的ともとれる日本の精神性が
彼女によって良い形で伝わった」ということが嬉しいし、
「私もしっかり片付けて、生活を改善しなくちゃ!」と決心した次第です。

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