自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「究極の疲れないカラダ」 8 筋肉のハリとストレッチ

2018-04-03 06:25:14 | 図書メモ


P.169 ダンスやヨガをしている人の怪我は、ほとんどの場合オーバーストレッチが原因です。
   よく「筋(すじ)を痛めた」と言います。
   これは筋肉の一部である腱のことを指します。

   ストレッチによる怪我は腱と骨の接合部(Osteotendinous Junction)でよく起こります。

   ゴムの端をボンドで木材に接着したとします。
   そのゴムを思い切り引っ張ると、ゴムが切れるより先に
   接合部が外れてしまうのは想像できると思います。

   筋肉と骨もそのような感じです。
   筋肉そのもの骨そのものではなく、
   筋肉が腱に移行する部分、もしくは腱と骨の接合部で頻繁に壊れます。


P.170 (中略)筋肉よりも成長期の骨のほうが壊れやすいので、
   ストレッチにより骨自体を壊してしまう可能性があります。

   どちらにしても、ストレッチを続けるほど症状が悪化してしまいます。
   即刻中止して、
   筋肉の強さを出すトレーニングに切り替えることが大切です。


山の下りで膝が痛むとき、伸ばしたり、振ったり、歩き方を変えたり、
あの手この手で、<=這う這うの体で>降りてきますが、
その、ストレッチが痛みを悪化させる可能性があるとは、ショッキングなことです。

そもそも、痛みの原因は何処にあるのか?という診断なしに、
「気の流れが良ければイイのよ」という東洋医学的な考えに限界があるのかも・・・・
と、考えたくなるほど、説得力のある仲野先生の説明でした。

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