自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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やってはいけない 健康診断   2  降圧剤

2022-03-21 05:44:02 | 推薦図書
写真は今日から暫く<春の多肉植物・花盛り>です。


近藤氏のお陰で、「行政と医療業界の癒着は果てしなく、
私たちの税金が限りなく無駄に使われ、
健康までも蝕まれている」ことが分かります。

幸い、私自身は若いころからナチュラル志向の人間だったし、
健康だったので薬には無縁です。でも、家族や知人の中には
血糖コントロールや降圧剤服用の人がたくさんいます。

皆、かかりつけ医から「ちょっと高めだから下げようね」とか
「寒い時期に脳梗塞を起こしちゃ困るからね」などと脅され、
服用している人が多いのです。

近藤氏の著書では、
p.38 (日本での比較試験で)クスリの強さを変えて、
   「厳格に血圧を下げる」グループと「ゆるめに下げる」
   グループに分けて、(中略)試験を行った結果、

   65~85歳の4400人の被験者の2年後の総死亡数は
   ゆるめ治療群42人、厳格治療群54人
   と、血圧を厳しく140未満に下げたグループで死亡数が
   3割増えてしまいました。(Hypertens Res. 2008;31:2115)

   この数値をもとに、日本の高血圧人口や140未満に下げ
   られている人の割合などから計算すると、毎年2万人位以上が
   余計に、降圧剤で死亡しています

   この試験は「日本高血圧学会」の重鎮らが中心となって
   実施されました。高血圧の「基準値」や「降圧目標値」を
   決めている専門家たちです。

   驚くことに、自分たちが実施した比較試験でこのような結果が
   出たのに、高血圧学会は基準値や降圧目標値を変更しようとせず、
   今日にいたっています。----そこからは「健康な人がバタバタ
   死んでもいいから、高血圧の患者を増やしたい」という意図が
   透けてみえます。

言葉はキツイけれど、この実態を糾弾するには足りないくらいなのかも。
「医療従事者の職場を確保するためだけ」でも税金の無駄遣いなのに、
病人や死者を増やすことにまで加担しているのは許せません。

降圧剤の害は、
p.46 年とともに血圧が少し上がらないと、脳にちゃんとした血液の
   中の酸素が届かない。当たり前の物理学がわかっていたら
   「動脈の壁が狭くなったのに、心臓が血液を送り出す力が
    同じでは脳に行く血液が減る」ことなんて誰にでもわかる

   (中略)血がまわらないと脳の働きが落ちて、記憶力や判断力、
   気力も衰えるし、ふらついて骨折する危険も高くなります。

   それにクスリ自体の副作用もあります。せん妄(一時的に
   頭が混乱する)が起きたりして、意識障害の原因になりかねない。
コメント
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