自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

高齢こども会 (?)

2022-03-11 05:14:24 | 健康法


最近、ラジオ体操仲間と子供のように遊ぶ機会が増加中。
表記タイトルは変ちくりんですが、私の実感です。

メンバーは高齢者ばかり。(「社会的概念」として70代以上)
例えば、
●前立腺手術を受けたため運動嫌いになった元テニスプレーヤー
●中学では卓球部だったけれど今は運動不足のオバアサン
●コロナ禍で登山や旅行にいけなくて欲求不満のオバアサン
●昔はテニス・サーフィン・フリスビーなどを楽しんだ団塊世代
●越してきたばかりで、お友達が少ないオバアサン
●洋裁が好きだけれど肩凝りと頭痛に悩むオバアサン

等々、経験や体力は様々な人たちで、それぞれの特技を生かし、
お互いの体力を気遣いながら遊んでいるのです。

フツーの子供会では年長組が年少組の世話をしますが、
私たちの場合は真逆です。
年長者が怪我をしないように、年下世代が気を遣ってあげます

因みに<欲求不満のオバアサン>は私のことで、
テニスやフリスビー経験者を焚き付け、ボレーボレーなどを
楽しみ、ラジオ体操のコツや健康体操を教えています。

越してきたばかりの女性は海外生活が長く、話を聴くだけでも
楽しいし、ポーセリングや囲碁を教えてくれたりします。
みんな無料で、気楽な<お遊び会>です。

お一人様が「家の中が片付かなくて、滑って転んで怪我をした」
などと聞いてしまったら、本人を説き伏せて<片付け>に行き、
後は定期的にヘルパーさんを頼むよう、焚き付けたりもします。

もちろん、本人が拒否すれば無理強いはしません。
高齢者は大抵「その気になりゃぁ、いつだって片づけられる!」
と豪語するのです。が、気長に「片付いたぁ?」と聞きながら、
時々、フリスビーの後のお茶飲みがてらに訪れたりして、
「ガスコンロの前だけは綺麗にしようよ~」と実力行使することも。

子供世代と同居している人も、お一人様を楽しんでいる人も、
それぞれが<下り坂の新生活>が始まっていて、先輩の話は貴重です。
危険を回避しつつ、自由気ままな生活を楽しむ知恵と工夫が、
無料で得られる貴重な集まり!

これが成り立っている理由は、「それぞれが自分の世界を持ち、
ギブの精神に満ち溢れているから」だと思います。
踏み込み過ぎず、でも親切心は失わない

子供の場合は自我を抑えきれなくて喧嘩になる場合が多々。
でも賢い高齢者は「相手を思いやり、嫌がることはせず、
   こどものように楽しく振舞える
ということが分かり、とても幸せです。

ま、90歳前後の年よりがテニス・卓球・フリスビーなどで
走り回っていたら、いつか転んで骨折するかも・・・・という
一抹の不安はありますが。



コメント
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