著者は医療ダンストレーナーとあったので期待しましたが、
ダンスに関する記述はありません。
1日1分、壁の前に立つだけで一生歩けるなら素晴らしい!
このタイトルにも期待が膨らみますが、ちょっと難しいかも・・・・
とにかく<健康への第一歩>として、チェックは重要です。
p.60~ 日本整形外科学会推奨のロコモチェックがあります。
立ち上がりテスト①:片足で40㎝の高さから立ち上がれるか?
(できなければロコモ度1)
立ち上がりテスト②:両足で20㎝の高さから立ち上がれるか?
(できなければロコモ度2)
p.62 2ステップテスト:大股で2歩進んだ距離÷身長 を計算し、
(2ステップ値が1.3未満ならロコモ度1)
(2ステップ値が1.1未満ならロコモ度2)
簡単なテストや計測で自分の状態を把握するのは賛成です。
しかもちょっとした筋トレや習慣の改善で数値が良くなれば、
やる気も増します。
ただ、「壁の前に立つ」ことは簡単ですが、
「正しく立てている」かどうかのチェックは、自分では難しそう。
自力整体でも「壁チェック」という言葉で診断しますが、
顎が上がり勝ちなので、人に見てもらうのが一番です。
私はラジオ体操仲間や教室で使っているのは
<ミミー、ロッキー、プリヒップ>の合言葉。
=耳が肩先の真上にあれば、肋骨が上を向き、お尻が引き締まる!
「言うは易く行うは難し」で、口にした時はできても、
一日中持続できるか?というと、忘れてしまいがちなのです。
色々な著茶があの手この手で「姿勢が大切」と啓蒙してくれるのは、
姿勢を正す機会が増えることなので、良いことだと思います。