自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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皮膚感覚から生まれる幸福  3  多良間島の幸福感

2021-10-25 05:27:30 | 生き方


沖縄県の多良間島は、人口1200人の(当時)小島で、
所得水準も低く、人々の生活は物質面では豊かではないけれど、
村の子どもたちをみると、

p.167 とても幸せそうにみえる

   (中略)この島で特徴的だったのは、
   スキンシップの多さだ。それは子ども同士の遊びの中にも
   溢れているし、親子、老人と子どもなど、さまざまな
   関係の中でスキンシップがごく自然な行為として
   根付いていた。

p.168 かつての日本人は、多かれ少なかれ、似たようなもの
   だったのではないか。島での体験を通じて、
   「幸福の追求」や「自己実現」に人生最大の価値をおく
   西洋文化と、日本文化とはそもそもの土壌がかなり違って
   いると思わずにいられなかった。

   端的にいえば多良間では、「不幸なことがないのが幸せ」であり、
   わざわざ幸福の種を見つけて追及するというような生き方は
   していないように見えた。

   温かい人間関係に囲まれて、厳しい自然のなかで互いに
   助け合って生きていることが、すなわち幸福なのではないだろうか。

この記述には、私は「そうかなぁ?そうかなぁ?そうかなぁ?」繰り返し
疑問が湧いてきています。ま、著者はもっと深い意味の示唆を発信している
のかもしれませんが、私の単細胞的脳細胞(向上心で走り回っている)では
理解不能です。

南の小さな美しい島で、諍いもなく、事件もなく、不幸も不公平もなく?
自然に感謝するのみで暮らしていけるものでしょうか?
いやぁ、聖書のように、もっと深い意味があるのかもしれませんが、
ちょっと驚きの記述でした。
コメント
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