表紙にある副題は
正しく歩けば不調が消える!
新保式ボールウォーキングで健康寿命が10年延びる!
一昨日ご紹介したボールウォーキングについて質問があったので、
もう少しメモしておきます。
先日も書きましたが、
「ボールウォーキング」の意味は、
p.4 ボールを転がすように、スムーズに体を動かすこと
この言葉自体の意味が難しいのです。
この歩き方が出来る前提として、
p.59 左右の足首をニュートラルにすること
p.61 体重をかける位置が「バランスポイント」にあること
もちろん、正しい姿勢で。
例えば、今は指導側にいる私でさも、左足首は外に開きがち。
p.101のイラスト通りの歪み傾向があります。
これは右利きで長年ラケット競技を続けてきた結果ですが、
単に「右利き」というだけでも、起こりうる現象です。
だからといって、すぐに矯正できるわけではないのですが、
仰向けに寝た状態を、他者から客観的に観察してもらい、
自分で納得しておくと良いでしょう。
諸所問題点を解決しながら歩く方法の準備運動として、
p.147 ①正しい姿勢作り(写真が出ています)
p.149 ②足前後タップ
踵とつま先を同時に動かすことで脳・神経・筋肉が連動し、
反復動作が無意識にできるようになる
p.150 ③半歩ウォーキング
膝を伸ばしたまま踏み出し、着地すること。
p.153 ④足裏メビウス
足裏の体重移動の感覚を研ぎ澄ます運動。
かかと→小指の付け根→親指の付け根 → 反対の足の踵 →
という具合に足裏と足首の準備ができたら、
実際の歩き方のポイントは、
p.155 1.膝を伸ばして踵で着地
p.156 2.後ろ足の踵を上げる(足首をしっかり伸ばす)
3.後ろ足の付け根を伸ばす
p.157 4.足先を進行方向に向ける
5.ふくらはぎのポンプを使う
「言うは易く行うは難し」が
<膝を伸ばしっぱなしで踏み出し、着地>
バレリーナ達のように、厳しい先生からの叱責がなければ、
「自分では出来てる」つもりになってしまうのが恐ろしいところ。