自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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骨革命  勇﨑賀雄・著  2013/6

2020-12-10 05:28:51 | いまどきの世情


副題は、
   筋トレよりも「骨呼吸」で 足腰が強くなる、若返る

著者のタイトルは、「身体哲学者」だそうです。
ちょっと古い本ですが、実は今年出逢った「骨ポコポコ叩き運動」の
監修者の方でした。

最近、ロコモやサルコペニア予防のため、筋トレ・コアトレが
推奨され、私が通うジムでも、多くの人がマシンに向かっています。
が、著者は「筋トレは、あまり良くない」というスタンスで、
P.29 骨のテコの原理の動きを最小限度で支える、
    骨主導の省エネの筋肉こそが、現代人に求められている

私にとって目新しい理論は、
P.52 人間は立つことで、四足動物の、頭を前にして大地に平行に
   進む現実的な背骨の新体軸のほかに、もう一つ天に向かう、
   垂直方向の超現実的な、すなわち精神的な背骨の新体軸を
   持つことになったのです。

   人間が二本足で垂直に立った始まりは、
   前に進むよりむしろ天に通じることで、自然に同化したい、
   さらには自然を超えたいという衝動、超越性を目指す欲求に
   よっている

だから、、顔を上げ、視線を天に向ければ、自然に息を吸い込み、
垂直な新体軸に生命エネルギーが流れていくのだそうです。
確かに、常に目線を落としている人からはエネルギーを感じません。

P.56 「呼吸身法」というエクササイズを続けていくと、
   ふだんから体内の骨が意識できるようになり、
   最終的にはもっとも大切な骨である背骨の、ひと節ひと節が
   微妙にゆれている感覚が得られるようになります。

 

   
コメント
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