自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ごきぶり退治に殺虫剤は使うな!  2

2020-09-19 05:36:39 | 推薦図書


さて、本題の「ごきぶり退治」です。
我が家では2年に1回くらいゴキブリが出現して、その都度、
ホウ酸団子(←小麦粉,玉ねぎ,砂糖で作る)を作って退治
してきました。

昔、本で読んだ配合で、その本によると、
「ホウ酸団子を食べたゴキブリは、その場では死なず、
 巣に戻ってから死に、その死骸を食べた仲間も順次死ぬ」から、
 各家庭や地域全体でホウ酸団子作戦を徹底すれば、
 その地域ではゴキブリを絶滅させられる」

でも、我が家だけですら絶滅させられず、悩んでいたのでした。
で、この本を読んで、その理由が良~~く分かりました。
つまり、ゴキブリはドアや窓サッシの隙間から簡単に侵入するし、
いったん入られたら、
P.71 1匹のメスゴキブリは1回に1個の卵(カプセル状)を産み、
   その中にチャバネゴキブリの場合は平均40匹の子どもが。
   卵は2週間でふ化し、1カ月で成虫になり、

   成虫になって1週間もすると卵を産むようになり、
   死ぬまで約1カ月毎に産卵を繰り返す。
   (ゴキブリの寿命はチャバネが約半年~1年で、
    クロゴキブリは1~2年といわれている)

P.74 ネズミ算の場合、1匹のメスが12匹の子供を産むとされて
   いて、それを親も子もひ孫も毎月繰り返していくと、
   1年後には277億匹になっているのだそうです。

P.75 ゴキブリの場合、子供の数が40匹で、ねずみの12匹の
   約3.3倍ですから、「ネズミ算」より「ゴキブリ算」の
   方が恐ろしいと思って間違いないでしょう。

書き写していて、ちっとも楽しくない、嫌な内容ですが、
実際にゴキブリに侵入されたら、このような事態になるので、
しっかり心に留めて、対策をとる気になります。
具体的には、
P.102 食材やゴミ・紙袋の保管方法を考える

   日頃の掃除がしやすい状態にする

   物を移動しやすい状態にする

   床に直置きする物と床との接地面積を最小限にする

   できるだけ水がない状態をつくる

   ゴキブリが侵入しにくい状態をつくる

他にも、冷蔵庫の後ろや脇、家具と家具の隙間、額縁、ロッカー、
配線カバー、下駄箱など、ゴキブリの巣になりそうなところは
山のようにあります。

著者の大久保氏は、ゴキブリ絶滅に必要なエネルギー配分は、
「①掃除3割、②環境改善6割、③防除処理1割」だそうです。
①掃除とは、ゴミや汚れを取り去り、ゴキブリにとっての餌や
     隠れ場所を取り除くこと。

②環境改善とは、ゴキブリが住みつけない環境をつくること。
     食べカスや水を拭きとり、買い置き食材の置き場を
     考える。これらの食料がなくなれば、ゴキブリは
     空腹になってベイト剤(毒餌)を食べるそうです。

この時点で、猫を飼っている我が家は絶望的な条件になります。
猫用の飲み水やドライフードは常に出しっぱなしなので、
ゴキブリにとっては常時Openのレストラン状態。

なので、我が家でのゴキブリ絶滅作戦は無理と分かりました。
が、家中のゴミや埃のたまり場を掃除することの重要性は理解。
手作りのホウ酸団子でも一定の効果はあるので、
きつい防除剤を使うことなく、掃除を進めていこうと決めました。
コメント
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