自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「ひざの痛み」に7つの ゆらゆら体操  鈴木登士彦・著 2019/2

2020-09-09 05:58:28 | 図書メモ


私好みの本を見つけました。
その意味は①東洋医学的見解と②アメリカのPersonal fitness trainerの視点の
両方からアプローチされていることです。
一番気に入った言葉は、
P.30 ひざが弱い人は「肛門」がゆるんでいる!?
   生き物として人間を見たときに、
   「イキがいいのか、悪いのか」あるいは
   「生命力が強いのか、弱いのか」の差が表れるのは、「肛門」

P.31 肛門がしっかりと締まっているか、ゆるいのかの差は、
   「若々しいか、年老いているか」の差に直結している

P.32 「肛門の締まり」というのは、「下腹部の筋力」と密接な関係がある。
   (中略)現代人は、昔に比べて、あまり重いものを持たなくなり、
   1日の歩行数は減少し、代わりに座っている時間が著しく増加。

   現代人にとってはごく普通の生活を送っているだけで、
   ほぼ例外なく、
   自分の体を支える筋肉(支持筋肉群)は衰えていく

で、支持筋肉を鍛え、肛門が締まり、膝痛を予防できる体操があるそうな。
本には7つ「ゆらゆら体操」が紹介されていますが、まずは
P.54  「ひざまわり」を上手に動かして痛みを取る方法
   ①片足振り子(壁に片手でつかまって、外側の脚を振る)
   ②ひざと股関節の曲げ伸ばし(片膝を持ち上げて、足首クルクル)
   ③チェア・スクワット(大腿四頭筋と大殿筋を鍛える)

これらの特徴はP.56 「ひざ仮設+股関節+足首」「ひざ関節+背骨」など、
   複数の関節を同時に動かすもの。

   私たちの日常の体の動きで、「ひとつの関節」だけで行うものは無く、
   (中略)必ず2つ以上の関節が連動しています。だからこそ「ひざ痛」にも
   複数の関節に同時にアプローチするほうがずっと効果的なのです。
コメント
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