自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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なぜかワクワクする片づけの新常識  古堅純子・著  2020/6

2020-09-11 05:46:29 | 図書メモ


私好みの(?)硬派の「片付け本」です。
今回は、表題の前に「シニアのための」という言葉がついています。

P.37 シニアの家の片づけの場合、(中略)
   まずこの家で暮らす人に「何をしたいか」
   夢や希望を聞くようにしています。

つまり、義務感や強制、嫌な気持ちのまま取り組むことというは絶対に避け、
P.38 きれいに片付けるのが目的ではなく、
   片付けることによってできる空間で、
   何をしたらワクワクできるかに焦点をあてて聞いている

   (中略)片付けたその先にやりたい夢があるかどうかが大切

P.39 この空間は何のためにつくったのか。この空間で何をするのが目的か。
   「夢と希望を持って暮らす」という目的を忘れない

偶然ですが、今取り組んでいる新作オリジナル・ミュージカルの最終曲に
私が散りばめた言葉が「夢と希望」です。
オペレッタ「こうもり」から創った♪知恵比べ♪にも、
「ワクワクどきどき」という言葉が散りばめられています。

昔の「こんまり流お片付け」でも「ときめき」という言葉が出てきて、
「一つのジャンルのモノを全て出してみる」ところからスタートしました。
(私はこれで挫折)

古堅流は、「全てを出して、要不要を決める」のではなく、
取り敢えず、どこかへ寄せて、すっきりしたスペースを創ってしまうこと。
移動の手間はかかるけれど、「すっきり」の良さが理解できると、
余分な物を捨てる決心がたやすくなるそうです。

P.51 私が行く家は、みな喜んでモノを捨てるようになります。
   でもそれは「捨てる」が先にあったのではなく、
   大好きなモノを残していった結果、それらを輝かせたくて、
   いらないモノを喜んで捨てるようになるのです。

私は自分が着るモノには割と無頓着なのですが、素材としての衣類は、
ミュージカルの衣装に再生したり、アクセサリーを創ったりできるので、
なるべく捨てないで保存しています。(そこには夢があるのです!)

古堅流では、ライフラインの確保さえできていれば、
モノが多かろうが、収納の中が乱雑だろうが、出しっぱなしが多くてもOK。
で、私の場合、「創作ミュージカル」という夢と希望があり、
メンバーが5~6人集まって歌えるスペースは確保してあるので一応合格?

でも、フランス人やドイツ人のように、「美しくスッキリ暮らす夢」は
放棄したくない!という矛盾した考えです。
だから収納に関する本は、ダイエット本と同じように、
永遠に売れ続けるのでしょう。
コメント
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