自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「女性ホルモンから不調を整える新習慣」 仲宗根 康・著 2017/9

2018-04-26 05:40:24 | 図書メモ


著者のタイトルはたくさんあって、
不妊治療コンサルタント、整体師、胚培養士・・・・
つまり、女性ホルモンのスペシャリストだそうです。

胚培養士(はいばいようし)という国家資格があるなんて、初耳でした。
wikiでみると、

   胚培養士(はいばいようし)または生殖補助医療胚培養士
  (せいしょくほじょいりょうはいばいようし)は大学病院や産婦人科の
   医師の指導の下で顕微授精や体外授精などの生殖補助医療を行うことを
   業務とする医療技術者である。

   資格は日本哺乳動物卵子学会により認定され、5年毎に更新の審査を受ける。
   不妊治療を専門とする医療機関に勤める医療系の国家資格保有者が
   受験することが多いが、看護師などは少数で、生物学、細胞病理学に
   精通している細胞検査士を含む臨床検査技師や衛生検査技師などが
   この認定を受け活躍している者が多い。

   同様の認定資格に臨床エンブリオロジストがある。

具体的には、
P.2 精液検査。精子の量や数、運動率などを調べること。
   精子の洗浄処理を行って、妊娠率を高めることもあります。

P.3 それから顕微受精。顕微鏡を使って健康そうな精子を選び、
   卵子の中に精子を注入する作業です。
   受精卵の培養も行います。


スゴイ! 最先端医療の技術者なのですね。
その著者が訴えている内容が、私好みだったので、ご紹介します。
目次を追っていくと、
第1章 食べる習慣では、なるべく食品添加物をとらないで、
   「自家製」の数を増やしてみる、食器や調理器具を見直す、
   炭水化物や糖質を摂る、ファスティングで味覚をリセットする、

   栄養食品には頼らない、コンビニエンスストアには依存しない、
   コラーゲンを積極的にとらない、腸のことを第一に考えたメニューを!

などなど、とっても私の路線と似通っています。
第2章は 飲む習慣について
第3章は 動く習慣についてですが、一般の人には多分、ショッキングで、
    ギョッとすることも書いてあります。たとえば、

   生理用ナプキンは布またはオーガニック製のものを使う、
   プールでの水泳はやめる、入浴剤は使わない、
   シャンプーやボディソープを控える、手は頻繁に洗わない
   ときどき利き手を変えて使ってみる、、


あ~面白い! 私は「利き手を変える」というのはやったことがありませんが、
他はまぁ、納得で、大体実践してきました。
プールでの水泳は・・・・結構やってきましたけどね。

心配なのは、小さい頃から選手養成コースで泳いできた二人の孫。
濃い塩素に晒されて、どうなることやら??
ま、「プールが危険」なんて、誰も言わないし、
そもそも塩素濃度は役所が決めているのでしょうから、誰も疑いません。

ところが、著者のクライアントに「これらの危ういモノ」を排除してもらうと、
それだけで妊娠したケースがいくつもあったそうな。
あぁ、痛快!ツーカイ! 
私がいくら「自然志向で、こういう生活をしているよの」と言っても、
誰も「気持ち悪うぅ~」という感じで、後ずさり気味なのですが、
こういう国家資格を持つ方が本を出してくださると、ほんと、嬉しいです。

因みに、「手は頻繁に洗わない」というのは、
自分自身の手についている<常在菌>を駆逐しないためです。
   
   
  
コメント
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