駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

宝塚歌劇宙組・蘭寿とむコンサート『”R”ising!!』

2010年09月18日 | 観劇記/タイトルや・ら・わ行
 宝塚バウホール、2010年9月3日ソワレ、人見記念講堂9月16日マチネ。

 構成・演出/藤井大介、作曲・編曲/青木朝子、手島恭子、振付/御織ゆみ乃・若央りさ・平澤智・ANJU・服部有吉。
 全2幕。

 いわゆるコンサート、というものが初めてで、オールスタンディングでこっちも踊っていなくちゃいけないようなんだったらどうしよう…とか思っていましたが(^^;)、フツーのダンス・ショーでした。まゆたんは歌手というよりはダンサーだろうしね。
 ま、ノリノリにはなりましたが、カーテンコールのスタンディング・オベーション以外はゆったり着席して観られました(^^)。

 また、観劇歴17年目にして初のバウホールだったんですよ!
 今までバウ公演はずっと青年館待ちでしたし、東上しないものはあきらめていたんですねー。小綺麗なホールで感動しました。あの緞帳を見ただけで嬉しかった(^^)。
 でも小さい小さいと聞いていたのでもっと小さい小劇場を予想していたので、意外に大きく感じました。でも客席の傾斜の感じとか、とても見やすい、いい劇場ですね。

 逆に人見は音響が良くて感動でした。
 広くなっても大味にならず、いい感じにまとまっていたと思いました。


 最初の場面、「RISING」の全員揃いのお衣装は茶と金で、特に娘役のスカートが素敵でした。

 「RED」の場面の冒頭、タンゴマオという役名の三人娘が出るのですが、せーことえりの絡みが…絡みが…絡みが…!(しつこい)
 『TRAFALGAR』リュシオレ同様、ぜひ舞台写真に!!

 クールガイの男役陣はひとりずつ回転扉から出てきてキザります。素敵!

 「ROSE」の場面はスパニッシュ。レッドローズという役名のえつがとてもとても綺麗でした。鬘も髪飾りもドレスも…!

 「ROCK’N ROLL」の場面は…役名につっこみたい…ほぼ出落ちの大ちゃんの役名はダイリーン。でっかくて金髪盛り髪して白のホットパンツ(ショートパンツではなくあえてホットパンツと呼びたい)のグルーピーはインパクトまさに大(^^)。
 他の男役陣はアイドルグループ側なんですが、まさこが大人の色気ありすぎで、アイドルというよりマネージャーのお兄さまみたいでした(^^)。

 「RHYTHM」はジャズ。ヤンさんっぽいシャープなダンスで素敵でした。これで第一幕は終演。

 二幕幕開け、「RECALL」娘役陣のドレスが素敵。

 「ROMANCE」冒頭は夢々しいバレエシーンから始まり、ももちの歌声が甘く美しくすばらしい。
 プリンシパルのりくくんも素敵…と言っていたら幕が下り、割烹着みたいなスモッグ着た掃除婦イリース、ダイアン、チッチが(^^;)。
 いやーん、ちーちゃんの三つ編みカワイイ!
 ここのドレスは『Apasionado!!』中詰めのアレです。お掃除ボーイのまゆたんもカワイイです。

 「RABID」はラテン。ワイルドビーナス役の位置がナチュラルに美人でハイレグ美脚!

 続く「ROUGE」はお芝居仕立てで、まさこボスからえりミストレスを奪うまゆSexyR…という感じ。夜の蝶のせーこが素敵!

 「REBIRTH」では曲がなんと私の大好きな「OneNightOnly」。聴かせてくれました。

 そして「RISING」でシメ。アンコールはまゆたん作詞作曲の「Rising!!」再び、でした。


 娘役ではせーこが好き、男役ではちーちゃんが好き!と再認識させられた公演でした。すぐ目が行く(^^)。
 でもすごい楽しそうにノリノリなあおいさんとかも印象的だった。こういう上級生娘役さん、大事にしてあげてほしいなあ。
 下級生ではりくくんがやっぱり輝いて見えて、ポジション与えられて育ってきているんだろうなあという感じでした。

 正直、ど真ん中ファンではないので、十全に楽しめたかと言われると微妙なのですが、でも楽しく観ました。
 まゆたんファンはもっともっと楽しんだと思います、すみません。

コメント
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