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2004年11月12日 | CD批評
Lettuce "Live at Blue Note Tokyo"
レタス(まさに葉っぱのレタス)というバンド名がナメた感があり、あまり期待しなかったのですが、よく聴けばドラムが異常に巧い! 僕にしては珍しく(無精なので、あまりこういう調査はしないのですが)ドラマー名をみてみるに、”Adam Deitch”(アダム=ダイチと読む模様)。どっかで見た名前だな~と思っていたら、やはり! 最新ジョンスコ=バンド(ウーバージャム等)での人間ドラムンベース、その人でありました(どうりでトーンやサウンドも非常に似ている)。全編がファンクなのですが、このドラマーは手も速いながら、非常にグルービー。さすがジョンスコの目にとまったドラマーというべきで、デニチェンとタイプは違うながらも将来有望株であります。このドラムを聴くだけでも買う価値はあります。元はソウライブのギタリストがリーダー、同バンドのキーボードも参加しているのではありますが、寡聞にして他のメンツは全く知らない人でした。ホーンも入った8人編成なのでサウンドのダイナミックは8の2乗で強力なのですが、押しまくるだけでなく適度にスローファンクあり、ライブ盤ならではの”ちょっとバラけちゃった”演奏あり、と聴いている方も気疲れしない内容でオススメであります。2曲目”Nyack”なんか定番的でもあるような感じはしますが、スタジオ盤に比較するとライブの勢いが感じられ、非常にシビレます(ちなみに作曲はドラマーのアダム=ダイチ)。
*ご参考→Adam DeitchのHP(サウンドも聴けます) Adam DeitchのHP
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