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ニューヨーク楽器屋事情(3)

2006年09月26日 | 機材マニアック
ちなみに、平日にお目当てのベース専門店に行くが、入るなり、如何にもベースが上手そうな黒人さん店員(思い切りメルビン=デイビス[リー=リトナー・バンド]似)に笑顔で、「御用があれば遠慮なく仰って下さい」(勿論英語)と予想外なる丁寧なる対応をされ、非常にビビるが、楽器で意外に多いのはペン=サーとトバイアス。特に前者はあまり日本では見ないが、当地ではかなり多く”吊るし”のジャズベースが見られた。さらには、Jerzy Drozd等のかなり仏壇系楽器等もあったりして、スペースは狭いながらも品揃えは充実な模様。しかし、サドウスキはどこにも一本もなく、また、ケン=スミスも無し(15年以上前からケン=スミスのストラップを愛用しており、もう一本購入しようかと思っていたが、どこにも見当たらなかった...)。スタインバーガーも”お土産には丁度いいか”(笑)と思って物色していたが、これも見当たらず。まあ、アメリカといっても国土が広いので、楽器屋というよりは(webを含めた)通信販売形態が発展しており、在庫というのはあまり持たないのかも知れない。アンプに関してはSWRとハートキーが圧倒的シェアで、しかも日本より安い(キャビネットで7割程度)というのは、日本のようなウサギ小屋ではアンプでの練習もままならないものの、当地では...という事情もある一方で、エフェクト等の電子機器は異様に貧弱であり、ここでも日本製がかなりブイブイ幅を効かせており、あまり新味なく、目立ったものはなかった...。というわけでなにも収穫なし(泣)。(完)
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