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飛行機受難劇(1)

2019年11月30日 | 時事批評

飛行機受難劇(1)

早朝の出発ながら、貧乏旅行のため搭乗するのはLCC。ただ、羽田初のLCCは出発や帰着こそ無茶な時間設定になってはいるものの、搭乗プロセスや場所はFSC(フルサービスキャリア)とは変わらずで、なぜか難民収容所感満点な成田とは大違い。ところが、LCCで厄介なのはチェックイン時刻の厳しさ。時刻を過ぎるとカウンターには誰もいなくなってしまい、結果、搭乗できないという厳格さなのだが、それもそのはず。見てみればカウンター業務をこなした後は皆さんそのまま搭乗口に移動し、同じ人員が搭乗手続きを行うのであって、これぞさすがLCC。職員の皆様にはご苦労なことであります。しかし、そのご苦労をさらに上塗りするような事態が発生!当初は10分搭乗が遅延というアナウンスだったが、まったく搭乗手続きが始まる感なく、アナウンスでは「機材トラブルで出発が遅れる」と。こちらが聞きたいのはどの程度遅れるのか、ということだが、機材トラブルでは遅れる時間もコミットできないのか、どの程度遅れるかには全く言及せず、また職員に聞いても「分からない」の一点張り。およそ10分ごとに遅れを詫びるアナウンスが流れ、「出発が遅れる見込みです」というアナウンスをし続けるも、もうとっくに出発時刻を過ぎており、遅れる「見込みではなく、”すでに遅れている”だろ!」と日本語用法の間違いを指摘したくもなる(笑。(続)

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