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那覇航空祭始末2019(2)

2020年02月01日 | 畸観綺譚

那覇航空祭始末2019(2)

というわけで今回は民間航空機をよく見ることとなったが、気になるのはJALとANAの操縦席の違い。民間航空機は航空祭の観客の前をタクシングして滑走路に向かうのだが、ANAの操縦士は観客に愛想良く手を振る(観客も相応が手を振っている)のに対し、JALは全く振らないのが非常に印象的であり、日の丸ナショナルフラッグの伝統と威厳を感じさせる。さすが過去にデフォルトした会社は違うと唸らせるものがある。当然にデモ飛行の戦闘機パイロットは全員が振っている(スクランブル機はタクシング自体も非常に短距離であり手を振る暇もない)。なお、余談ながら那覇航空祭ではおすすめの入場方法を発見、それはタクシーでくること。沖縄はタクシー料金が安いだけでなく、基地の中まで入ることができる。さらにタクシーに乗りながらドアのみをあけて自衛官らから荷物チェックを受けるというVIP待遇ぶり。さらに会場たる那覇空港の滑走路近くまで寄せてくれるため、広大な那覇基地の中を歩かなくてよいという厚遇ぶりが素晴らしい。帰りはタクシー待ちの長蛇の列となるが、来場の際にはちょっと時間をズラしていけば全く待たずに、さらに会場至近まで行けるというのは今回発見した成果ではあった。しかし、前項のように那覇航空祭がかなり萎んでいる事実を考えれば、この技を発揮できるような訪問機会自体がなくなることでもあり、なんだか複雑な心境ではある。【写真説明】今回は退役予定のF4ファントムも展示。退役もむべなるかな、ベトナム戦争から使用されている機種というのも驚愕)。百里基地所属の愛らしい「無事カエル」マーク。ちなみにマクドネル=ダグラス製。驚愕といえば、2歳児が突然なんの脈絡もなしに「マクドネル=ダグラス」と発言したことが…。

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