ぼちぼちいこか

私の大好きな登山や水泳、ラグビーを中心に私が感じたことを書いていきます。

セブンズワールドシリーズ 東京大会

2012年04月01日 | ラグビー
11年ぶりに東京で開催された7人制ラグビーのワールドシリーズ
東京大会を観戦してきました。

宿泊代と交通費をケチって名古屋から夜行バスで東京へ。
3,000円だし、4人シートだし、余り眠れないかと心配でした
が思ったよりも良く眠れて快適でした。

9時の試合開始に合わせて8時30分に会場である秩父宮ラグビー
場へ到着しましたが既に100人ほどの列が出来ていてびっくりし
ました。

まず最初に7人制について軽く触れておきます。
セブンズワールドシリーズは昨年11月のオーストラリア(ゴール
ドコース)大会を皮切りにイングランド大会までの全9戦あります。
(東京大会は第7戦)

世界ランクはニュージーランド、フィジー、南アフリカ、イングラ
ンド、サモア、オーストラリアと続きます。基本的には15人制が
強い国は7人制もある程度の力がありますがフィジーとサモアは7
人制では強さを発揮しています。特にフィジーは15人制でフィジ
アンマジックと呼ばれる巧みな球捌きと身体能力の高さで際立った
強さを誇っています。

日本はというと、7人制にはまったく力を入れていないためランキ
ングも16位と奮いません。かつては15人制で足は速い選手を中
心に7人制のメンバーを組むのが一般的でしたが、いまや世界の流
れは15人制と7人制は完全に選手を分けてそれぞれ別のトレーニ
ングを行っています。
ところが日本は未だに15人制からしか選手を選出できないため、
世界の流れからは大きく取り残されてしまっています。

さて、この7人制ですが2016年のオリンピックから正式種目と
なることが決まっており、今から楽しみです。



東京大会は16か国が参加し3月31日に予選リーグ。今日4月
1日に決勝トーナメントが開催されます。
昨日の予選リーグは4か国×4つのリーグに分かれます。
各リーグの上位2か国が決勝トーナメントでそれぞれたすきがけ
に対戦し、勝った国同士はカップトーナメントへ。負けた国同士
がプレートトーナメントとなります。
予選で下位となった2か国も同様に対戦しそれぞれボウルと
シールドトーナメントを戦います。




ゲームは7分ハーフ(休憩は2分)で基本的なルールは15人制と
変わりません。


今日は決勝トーナメント。
朝9時から試合が始まり7分ハーフ(2分休憩)で17時にカップ
決勝が終了するまで休みなく試合が続いてきます。

さて、肝心の試合はというと優勝候補のニュージーランドと
フィジーが準決勝、準々決勝でそれぞれサモアに敗れるという波乱
がありました。
決勝ではそのサモアを僅差で破ったオーストラリアが優勝。

日本は1回戦でポルトガルに敗れシールドに回ります。シールドの
準々決勝でもケニアに良いところなく敗れてしまい、予選を含めて
5戦全敗となりました。残念。


楽しみにしていたニュージーランド対フィジーの試合は見られず、
日本も残念な結果に終わってしまいましたが、全体的には非常に面
白く充実した1日を過ごすことが出来ました。
外国人が多く、フィジーやサモアの人たちが自国を応援する姿は会
場を大いに盛り上げてくれました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿