ぼちぼちいこか

私の大好きな登山や水泳、ラグビーを中心に私が感じたことを書いていきます。

関東大学対抗戦 明治大学vs慶応大学

2008年11月06日 | ラグビー
大学ラグビーの伝統の1戦、慶明戦を観に行って来ました。
今年の明治は筑波、日体と続けて破れこのままでは全国大会へ
出場することすら危ういという状態です。
勝てる見込みは少ないですが、今年の明治の弱さの原因を
自分の目で確かめたくて秩父宮まで足を運びました。

今日の戦いを見る限り、勝てないことの一番の原因はFW
だと思います。個々の力が劣るという訳ではなく、組織的に
プレーすることができていないように感じました。

密集から出たボールをひとりで持って相手に当たるので全然
ゲインできません。しかも前に走るのではなく横へ走るので
余計に迫力がありません。

チームとして戦法を統一しているのかもしれませんが意識的に
ラックを作ろうとしているようでした。ラックを作るので
あればもっと縦に突っ込んでいかないといけません。

モールを組んで相手ディフェンスを下げ、プレッシャーを
かけた方が良いのに。と何度も思いました。

バックスは悲惨。
慶應のハイパント攻撃に対してキャッチするところまでは
安心してみていられるのですがそのあとが悲惨です。

ボールをキャッチしたあとすぐに手放してライン際の
選手まで送ってしまうために慶應のディフェンスは余裕を
もって待ち構えることができます。
ボールを持ったあとは縦に真っ直ぐ走って相手を引きつけてから
ラインに回していく必要があると思います。

FWもBKももっともっと真っ直ぐ前に走らなくてはなりません。
明治伝統の「前へ」の原点に立ち返って残りの試合に臨んで
ほしいものです。

結果的には19-24で敗れました。
最低でも残る帝京、早稲田のどちらかに勝たなくては全国大会
への出場は消えてしまいます。

果たして屈辱的なシーズンになってしまうのか・・・。