
こちらは大田区の西糀谷です。
ホームページからお問い合わせ頂き、下見を経てご依頼いただきました。
ありがとうございます。
追記する前にこの方にコメントで当てられてしまいましたが、
東京タワー波とTVKとCTCの混合で、さらにBSも混合させました。
そしてMXの受信が必須で、お伺いする前は「都内なんだからMXは簡単映るだろう」と思っていましたが・・・
甘かった><
キー局とMXの差が45dB・・・
これが別の所から飛んできている電波だったらある意味簡単なんですが、同じ所から飛んできている電波でこの違い。
一番大変だったのは、MXを浮かび上がらせることでした。
まずは既存のアンテナに、TVKとCTCのアンテナを追加していきます。
LS14は大げさなような気がしていましたが、アンテナのランクを下げるとMXも弱くなるわけで。
下見の結果必要と判断したバンドパスフィルターを使用するので、強く受けていたほうが都合がよかったりします。
20CHだけを通すようにと特注したフィルターです。他のチャンネルはかなり落としてくれますが・・・
その特性上、隣接するチャンネルの減衰量が非常に小さいものとなるため、21CHのフジが殆ど強いままとなっています。><
その差が35dB。
この差に後で苦しめられるわけです・・・><
まずはフィルターの効果を確認しましたが、MXの信号の壊れ具合が確実に小さくなっています。
MXを浮かび上がらせることにはとりあえず成功したようです。
CTCはUSL25DA、TVKはLS5を使います。
LS5はお客様からの支給品でUSL25DAと比較してみましたが、CTCは3.5dBμ違うだけでBERやCNRは変わりませんでした。
小さいけどなかなか高性能ですね。もちろん環境にもよるんでしょうけれど。
アナログの14と16をカットするバンドエリミネーターと、20を通すバンドパスフィルターのコラボです。^^
CTCが少し弱いので、ブースターを入れてから混合します。
混合器で3本を混合させた所まではバッチリです。^^
エラーは多少出ますが、復調範囲に収まっています。
ただし、それをUBSブースターに入れた途端・・・ガタガタに崩れてしまいました・・・
ブースターの利得調整でバランスをとるのですが、ここでやたらと強いフジがネックになりました。
その他にも、CTCを主張させるとNHK-Gが壊れだしていきます。
どうしろっていうのさ・・・><
屋根馬の所に分配器があるのですが、ブースターの出力でバランスをとると分配器出力で崩れていたり。
今回2箇所に配線を追加したので、分配器から増設する端子までの長さに同軸をカットし、
その先端で測定しながら何とかバランスをとることが出来ました。^^
これはTVK方向
こっちはCTCです。
混合に目処が立ったので、分配工事にかかりました。
壁の表面が薄鋼板なので、スリーブで保護してから防水カバーを取り付けておきました。
分配工事を終えて視聴チェックをすると・・・
一部のチューナーでNHK-Gがブロックノイズ&受信不可・・・・へこみます。
一服して頭を落ち着かせ、気を取り直して調整を詰めていきます。
LS14の向きを変えて、フジが少し落ちてNHK-Gが上がるようにして、ブースターの利得も再調整。
端末でエラーは残っていますが、やっと復調ギリギリにて収めることが出来ました。^^
よかった。
作業開始から7時間以上かかりましたが、楽しくて充実した一日でした。
こんな作業は出来る機会がめったにないので、貴重な経験をさせていただいたお客様に感謝しています。
ありがとうございました。^^
上はタワーで、真ん中がCTV、下はTVKというところでしょうか。
深夜のアニメを視聴する為。
勝手な想像でした。
ご名答です。流石ですね。^^
写真だけっていうのも新鮮な感じがしますね。
これから文を入れちゃいますが。^^
お疲れ様です^^
ちなみにLS20TMHではなく
LS14かLS14TMHですよ~
BPFは特性上 地デジは6MHZと
しょうとても狭い領域を使用しているので、
隣接局は阻止で10dBの減衰が限度なんでしょうね。
これをスパっと切るBPFはちなみに
数百万するそうです。
私も頭の中でテレ玉などの混合の際の
イメージ?トレーニングはよくしていますw
1日楽しみにしています。
もう疲れたので10月に夏休みをとります。
直しときます。
1日宜しくです。^^