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フレッツテレビから自前のアンテナへ戻す工事 茅ヶ崎市

2018-09-16 20:21:13 | アンテナ工事:茅ヶ崎・寒川

ホームページからご依頼頂き、茅ヶ崎市にお伺いしてきました。

 

ご依頼ありがとうございます。

 

もともと屋根上のアンテナでテレビをご覧になっていたそうです。

そしてお隣が立て替え工事をしているときに、足場を組んだ影響かと思いますがテレビの映りが悪くなり、
ブースターを取り付けてもらったそうです。

 

その後フレッツ光を導入時にテレビサービスも利用することになったのですが、屋根上のアンテナは残したままに。

 

今回フレッツ光を解約するということで、屋根上のアンテナでテレビが見られるようにというご希望でした。

 

ご挨拶のあと現状を簡単に拝見してみます。

 

直列配線の3端子仕様で、その真ん中の端子にフレッツが入ったようですね。

3分配器のひとつがこの部屋のテレビへ、あとの2つが2階と1階のそれぞれに分配されています。

もともとどういう接続だったのかが分からないと直すに直せないですね。

 

大体分かったところで、屋根上のアンテナがまだ使えるかどうかを調べてみます。

 

ブースターが付いていますが電源部は無くなってしまったそうです。

全体的に傷みは少ない感じですが、支線リングが結構錆びていました。

このアンテナが倒壊するとしたら、支線リングが破断して・・・ということになるかもです。

 

5C2Vのケーブルなので減衰が多そうで、できればブースターがあったほうが安心ですが・・・

 

ご相談の結果、とりあえずブースター無しで進めていきます。

アンテナ直下でだいたい69dBμ前後ありますが、直列配線なので端子での減衰も多めになります。

 

ケーブルにエフコテープが巻かれているところがありましたが、繋いであるのではなく被覆が削れているだけでした。

上からさらにテープ巻きして良しとしました。

 

ブースターを取り外して直結して・・・

 

これで屋根上の作業は完了です。

 

2階のテレビ端子をばらします。

アンテナからのケーブルが外されていますね。

ここを送りユニットに交換するのですが、減衰が多いので端子側も出来るだけロスが少ないようにしたいので・・・

 

DFM4というユニットを使用しました。

 

3分配器が付いていたところも、そのままだと弱くなりすぎていたのでDFM4を使用して、
できるだけ減衰が少なくなるようにしておきました。

最後の端子は変える必要がないのでそのままです。

 

 2番目の端子にて、46~50dBμというレベルを確保して完了です。

 

次回アンテナを交換する際には、一番目の端子までの同軸は引き換えたほうがいいでしょうね。

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

 

ご依頼ありがとうございました。

 

 

 

コメント
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