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ご新居の地デジアンテナ工事をご依頼いただきました。
デザインアンテナをご希望いただいていましたが、電波状況的に屋根より低い位置では受信できません。
屋根上の破風に金具で取り付ければ大丈夫そうですが、スカイツリー波と湘南平波との選択肢があるので、
どちらがいいか調べてみます。
周辺には湘南平方向に向いたアンテナも多かったんですが・・・
あまりよろしくありません。
こんな感じで立てればスカイツリー波が綺麗に入ってきます。
東京タワー波だった頃は、この地域でこの高さでは受信は厳しかったでしょうね。
この一角でアンテナを立てたときは、高めのマストで湘南平波を狙った覚えがあります。
アンテナの金具に錆止めを塗っておいて、乾くまでの間に壁面金具を取り付けることにしましょう。
破風板が割れたりしないように、ビスを打つ位置に下穴をあけておきます。
金具の裏にコーキングを盛っておきます。
変性シリコンの白を使いました。
良い感じにコーキング材がはみ出してきています。
こうしておけばビス穴から水が浸入することは無いでしょう。
ビスの頭にもコーキングを乗せておいて、金具の取り付けは完了です。
一旦下に降りてさっき錆止めを塗っておいたアンテナを持ってきます。
その前に同軸の処理をしておきました。
板金部分に沿っているところは、クリップを使って留めておきます。
マストの先端にキャップを被せて、マスト内部の錆も防止しておきます。
風が吹いたときに笛のようになって音が出るのも防げるでしょうね。
ブースターを入れるかどうか微妙なレベルだったので、繋いでテレビ端子までどれくらい弱くなったかを見てから考えます。
屋内のどこかにある分配器の手前に取り付ければ大丈夫そうなので、ここのところは防水テープをきっちり巻いて
仕上げておきます。
これでアンテナは完成です。
テレビ端子では在京キー局のレベルは39~43dBμ位になっていました。
これだと数値的には余裕が少ないんですが、テレビ的には何も問題なく映っているので「ブロックノイズ」などが出て
受信不調に陥ってしまうようであればその時にブースターを取り付けすると言うこととなりました。
お引越しされてきてから数日間テレビ無しでお過ごしだったそうです。
これで今日からご新居でのテレビライフをお楽しみいただけますね。
ご依頼有り難うございました。