蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

南禅寺金地院  晩秋の姿

2010-12-08 21:18:59 | 京都の建物、庭園
南禅寺の中でも徳川との結びつきが濃い塔頭である。家光の時代に崇伝長老が北山より南禅寺に移建した。




庭園には紅葉の色づきは殆ど見られない。これは当時の徳川家のメンタリティを反映したものなのだろうか。


昼近くの時刻には、方丈から庭を見るとほぼ逆光となる。陽が翳る一瞬を使って撮影した。写真は亀島。


遥拝石。背面の木々の向こうにある東照宮を拝む場所のようだ。


鶴島。この庭は正当に小堀遠州の作と言える庭である。日本各地に遠州作と名のる庭は見られるが、真作はごく限られるようだ。


明智門。背景となるのは、おそらく大文字山だろう。