雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

中津商店街

2016年12月09日 | 商店街 市場
太平洋戦争で
大阪の街は焦土と化したが
空襲から逃れることが出来た町が幾つかある



中津はそんな町のひとつ



大阪駅から
真北へ1kmも行かない一角



中津という地名は



かつてこの界隈には
旧淀川の支流
中津川が流れていたことに由来する



明治期に行われた
治水工事で
中津川はその姿を消したが



地名として
今日にも伝えられている



そんな中津の町に
南北約150mほどの
細長いアーケードが今日も残されている



アーケードの東西は
文化住宅が林立し裏路地の風景が広がる



薄暗く
細く狭い市場だが
以外にも営業している店舗数は多い



戦前、戦中、戦後の風景を残す中津



やがては消えゆく運命の
風景がここには未だ残されている


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中津 高架下

2016年12月07日 | 昭和レトロ
かつて
高架下のエルドラドとよばれる一帯があった



南海トラフを震源域とする巨大地震などに備えるため
大阪市が耐震化工事を実施



ナトリウムの外灯が
薄オレンジで彩った一帯は



無機質な
工事中を示す鉄板に囲われ
高架下を歩くことすら出来なくなった



阪急京都線と
阪急神戸線の高架下



遮蔽壁の隙間から覘いたそこは



かつての風景を失い
ただの高架下になってしまっていた



そして
高架下のエルドラドの象徴であった
チャップリンの壁画は
姿を消した





向かいのピエロハーバーの店内だった場所も
柱に僅かに残る色彩が
虚しく残されるのみである



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椿井市場

2016年12月05日 | 商店街 市場
ならまちに残る
唯一の市場



奈良市最初の公営市場であったが



近隣に
新しい市場が形成され



人々の生活様式が変化するにつれ



その存在意義を失ってしまう



かつては
賑わっていたと



この市場に住まわれている老人は言った



今では市場の東側出口付近にある
数店舗が営業するのみ



在りし日の風景



見てみたかった

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ならまち

2016年12月02日 | 奈良散策
故郷の飛鳥はあれどあをによし平城の明日香を見らくし好しも



ならまち
という行政地名は存在しない



元興寺の旧境内



そこに広がる
一帯



奈良町都市景観形成地区





蚊帳

布団


醤油

様々な産業が発展し



この町が形成された



今では
連日観光客が闊歩する路地を
目的無く彷徨う



目に留まるものを
適当にスナップ

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元興寺

2016年11月30日 | 奈良散策
平城京遷都で



飛鳥の地から
平城の地へと
移った折



法興寺は
元興寺へと改名した



ススキが穂を伸ばすころ



本堂前の
石仏も
夏が去る憂いに揺れていた





東大寺
興福寺に匹敵する
大寺院であったが



中世以降は衰退し



今日では
ならまちの一角にその姿を留めるのみである

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