蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

西乃茶や  飯山市

2019-09-05 23:34:03 | 蕎麦
飯山市の信州中野方面に近い外れに、ドライブインのような造りの蕎麦屋さんがある。


地元産の素材にこだわるわけでもなく、ただ普通の蕎麦屋さんのように見えるのだが、ここで出すおろし蕎麦が素晴らしい。なにしろおろしは一口食べると飛び上がりそうになる程辛いのだ。それが、蒸し暑い夏の気候にぴったりなのである。


大根は長野県産かなと思い聞いてみると、群馬産です、という答えが返ってきた。それにしても、この辛さの大根を見つける目が素晴らしい。




蕎麦は八ヶ岳産の有機栽培。締める水の温度が低すぎず、蕎麦の味が分かりやすかった。

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牡蠣蕎麦  松よし 大崎集落

2019-05-14 20:44:40 | 蕎麦
季節外れのネタですみません。真冬の季節限定のメニューの牡蠣蕎麦です。


普段は冷たい蕎麦以外は食べないのですが、この牡蠣蕎麦はいかにも魅力的です。牡蠣のエキスがかけ汁に凄い力を足しています。


こちらの蕎麦は割と太めで力があり、熱々のかけ蕎麦にしても、蕎麦の香りが残ります。細打ちの蕎麦ではこうはいかないだろうと想像します。


雪の降り積もる昼にいただきました。
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そばきり  高崎市問屋町

2019-04-22 23:36:15 | 蕎麦
春も半ば過ぎとなり、関東の北にあるお店も春の姿となった。


緑が濃くなった店先の姿を見るのも、楽しみがある。


注文したのは辛味おろしせいろ。
おろしの辛味が半端ではなく(お店の方から調整しながら食べて下さいと注意を受けた)、それが正しく私の好みである。


これほどの蕎麦と、辛味大根の組み合わせがあれば、いっそ「かえし」系統の蕎麦汁ではなく、鰹節の技術が完成する前に用いられた味噌垂れ(漬け込んだ味噌の表面に出てくる透明な味噌味の効いた液体)と、辛味大根の組み合わせにも興味が行く。
それは蕎麦の味わいを本当に引き立て、わき役に徹してくれる。それでいて、辛味の刺激は素晴らしい。


辛味大根を楽しめる季節は、非常に限られていると感じる。
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しんばし  越後湯沢西口温泉街

2019-03-19 21:16:30 | 蕎麦
越後湯沢で中休みのないお店といえば、蕎麦屋さんのしんばしがまずは思い浮かぶ。


午後3時過ぎの中途半端な時刻でも、お店に入るのには名前記入の必要がある程に人気のお店である。

近年、お店を改装された。それにネガティブな意見を聞くこともあるが、私はとても良くなったと思う。


天婦羅せいろの揚げ切りも、昔と変わらない上質である。


蕎麦も楽しく、いただきました。


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山笑  戸隠

2019-02-28 21:25:11 | 蕎麦
2018年の年が改まる約一月前にお店に伺った。いつもの秋の様子と何一つ変わることもない風景の中にお店はあった。


その時は、暖冬のシーズンになるであろうと信じきっていたのだが、北国の冬はそう甘い物ではないようだ。


こちらのお店の蕎麦は全て十割である。だから、最初の一口用の水蕎麦が付く。個人的な感想だが、蕎麦汁ではなく塩で食べ始めると五口位は蕎麦の香りが楽しくて止まらない。塩で蕎麦を楽しむ工夫をいただけると嬉しいです。
それで、十割の中でも一番好きな粗挽きと海老の天婦羅。これは、わざわざ出かける価値のある一品だと思う。


蕎麦の姿が美しい。汁に付けない方がいい感じ、お分かりいただければと・・・


こちらの天婦羅は、海老が一番と思うのだが、もしかして夏場の野菜も素晴らしいのかもしれない。

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手打ちそば やっこ  福井駅前

2019-01-16 23:14:04 | 蕎麦
金沢の武家屋敷で思ったよりも時間が経過し、福井駅に着いた時にはとっぷりと暮れていた。


ホテルにチェックインすれば、駅近くは真っ暗に陽が落ちている。
それを駅から見てホテルと反対側に数百メートル歩く。お店の明かりが見えた時は、本当にありがたいと思った。
兎にも角にも、体を温めてくれる日本酒。


福井の蕎麦は、鰹節やネギをかけた蕎麦に辛味大根入りの蕎麦をぶっかけるのが原則。




原則以外に何もしないのが一番かもしれない。しかし、それでは満たされない空腹が突然に襲ってくる事もあるだろう。
そのための、この日はかき揚げを追加した。それは福井の蕎麦屋さんへの混乱の引き金にはならなかったらしい。
作りたての時期のお酒を楽しめた。


ご馳走様でした。


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福寿庵  湯沢駅前

2018-11-26 23:09:27 | 蕎麦
ペコペコという程ではないのだが、いつもの蕎麦を味わって締めるのでは物足らない腹具合である。


蕎麦の脇に親子丼を乗せてもらった。どちらも出汁が勝負なので、それ程の違和感はない。


いつもの蕎麦。いつ食べても旨い。
食べる順序としては、蕎麦からになる。


トロトロの親子丼。これは堪らない。蕎麦を食べる横で、目一杯雑念を送ってくる。
確かに旨かったです。

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極意  戸隠 長野県

2018-10-24 22:55:05 | 蕎麦
古くは蕎麦は寺の中で発達したという説もある。食べ物の洗練には誠に具合の良い環境であるので、もっともな事だと思われる。


戸隠の中社のすぐ奥、繁盛している蕎麦屋さんがあるが其処とは別のお店。開店直前までガラガラの駐車場がある。しかし、歴史のあるお店であり、蕎麦の味自体も決して劣っているとは思われない。




この日はぶっかけスタイルの天婦羅蕎麦を注文した。
近年の物流システムがあまりに素晴らしく、こんな山奥でこのサイズの海老天婦羅とはと、たじろいでしまう所もあるが、切れ味の良い蕎麦の味わい、そして行列しないで味わえる気楽さ、お薦めである。

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そば処 飯綱  長野県

2018-09-20 22:07:34 | 蕎麦
蕎麦で知られる戸隠地区だが、伝統的な二八蕎麦にとどまるお店がほとんどである。確かに水が美味しければ二八で確実に美味い蕎麦が出来ると思う。


その枠を超えるには、余程の蕎麦の研究か、思い切った発想の転換が必要だと思う。
こちらは後者に属するお店だと思う。そして、成功しつつあると思う。
このお店で粗挽き蕎麦があれば、躊躇なく注文すると良いと思う。


サービスの揚げ物や、漬物とともに供される蕎麦は、基本が強い。


少しぐらい放っておいても、味の濃さは変わらない。まあ、おそらく出てきた直ぐを食べるのが一番だろうが。


戸隠の蕎麦の大半が細めで切り方均一の、まるでお江戸のような飼いならされた蕎麦になってしまうのは、なんとも残念である。
これ程の産地の蕎麦が語る事に、耳を傾けたい。

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九頭龍蕎麦  神楽坂

2018-08-23 23:44:48 | 蕎麦
洪水のたびに流域が変わり、その結果下流の河川の跡が沢山残される、というのが世界的にも多くの河川に見られる現象である。


それを遠き昔のギリシアからケルベロスなる多首型の怪物として、語り継がれている。
かなり乱暴な単純化をすれば、灌漑技術が十分ではなかった時代の、平野部を流れる河川の洪水への怖れを含んだ名称なのであろう。


福井の海沿いでも豪雨の歴史もあり、九頭龍川なる名前がつけられた。
それを、東京の神楽坂で福井の蕎麦を食べさせるお店の店名に使うので、少し不思議な気分になる。


食べ方としては、辛味のある大根おろしの汁を蕎麦を持った器にぶっかけるスタイルが一般的である。
大根の辛味が、なんとも魅力的なスパイスとなる一品である。
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