蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

イスラム横丁  新大久保

2018-01-30 23:13:41 | エスニック料理
東京の中にも異界は存在する。例えば、新大久保の駅で下車し、目の前の道を渡り数十メートル西に移動。
飲み込まれるように路地に入り込んで、さらに数十メートル。イスラム横丁が出現する。


冷凍の素材を提供するお店が主流だが、冷凍の素材をそのまま食べさせるお店も存在する。




西域の小型の餃子。魅力的な味わいであった。




さらに刺激的いなメニューを求めれば、羊の脳みその炒め物。
問題が生じて、アメリカ産の仔牛の脳みそを食べられなくなって何年だろう。
この味わいは、本当に久しぶりであった。

大寿司本店  長岡市

2018-01-19 22:12:04 | 寿司
昼に塩引き鮭を、丼盛り御飯と食べてしまうとなかなかお腹が空かない。
夕方前に村上では時雨たのだが、慌てて電車に乗り新潟駅に戻っても、依然お腹は一杯なのである。

信越線の長岡行きの発車時刻が直ぐだったので、まずはそれに飛び乗り。
夕暮れ時の長岡に着いたら、小腹は空いたのですが、駅前は洒落たお店が立ち並び、どこも混んでる。


なんとか大寿司さんにもぐりこみましたが、それなりにお待ちいただくこともあります、との覚悟の言葉付きです。
冷酒に突き出しは、パパッと出てきましたが。


胃袋も全開ではなかったので、鉄火巻きを注文しました。
なにか、それがちょうど良かったのか、とてもスピーディーに巻物が出てきて。


海苔の具合も、上々。これは、パパッと食べて飛び出す、屋台の寿司屋さんの流儀がちょうど良いかと。
そう、勝手に思い込んでお勘定もサッと済まして外へ出れば、「お客さん、傘をお忘れで・・」。なんと、交差点の信号待ちまで届けてくれました。
暖かいお店です。

孫惣刃物鍛冶  村上市新潟県

2018-01-15 22:04:28 | 古民家、庭園
本当に古い町を歩くと、このままの工房で数十年前まで刃物を作っていたんだよ、という建物に出っくわすことがある。


こちらも、まさしくそういう一軒。古い街並みに調和して、誰も不思議に思わないのだが。


内部は、昔のスタイルの工房が、明日にでも始められそうな状態で保存されている。
天井近くの梁へと、巧みに回したベルトが今でも衰えていない。
石炭の火力を昔のレベルまで立ち上げるのは大変そうだが。


手に馴染んだ道具が、ごく普通に積み上げられていた。
この感覚は、素晴らしいが絶やさずに続けるのは大変だろう。

千年鮭井筒屋  村上市新潟県

2018-01-11 22:31:29 | 日本料理
実はこの宿屋は、奥の細道の紀行のため芭蕉と曽良が泊まった宿だそうだ。


今でも旅館として営業しているのは、凄い根性を必要とするように思う。


お酒を(それも〆張)を注文してしまえば、燻製状態の鮭の身を酒に浸す前菜が登場。これは本当に酒に合う。


続いて、脂の乗った塩引きを、よく起きた木炭で炙るメインが登場。
この鮭が出てくるのは「きつかわ」さんの系列店だからだろう。




行き届いたお店ではないと、こういう前菜は楽しめそうもない。
そして、鮭の焼き加減、わるくないでしょう?


〆のお茶漬け、きりっとした味わいが良かった。

町屋の屏風まつり(3)  村上市新潟県

2018-01-08 10:36:08 | 古民家、庭園
「きつかわ」さんは、村上の鮭作り手として非常に有名なお店である。




混み合うお店の中だけでなく、坪庭のような小規模の前庭を持つ座敷でも、屏風の展示はなされていたのだが、それに気づく人は比較的少ないようであった。




規模の小さい前庭を、独り占めして静かに味わうことができた。それにしても、有名になるお店はやることが一つ他所とちがう、と感じさせられた。


お店の姿は、村上の観光案内には必ず登場する。