蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

西山草堂  天龍寺

2018-04-30 21:57:31 | 日本料理
天龍寺に妙智院という塔頭がある。


そちらがやっておられる湯豆腐のお店である。森嘉という豆腐屋さんの豆腐とがんもどきを出す。
冷たいクルミどうふに、熱々のがんもどき。


季節の筍の木の芽あえ、穴子寿司、ナスの田楽。
どれも旨くてビールが進む。


お麩や、山芋の海苔包の天婦羅。


これが森嘉の豆腐。確かに豆の味が濃い。


しだれ桜を愛でながら、美味しくいただきました。

天龍寺  京都市

2018-04-26 22:11:24 | 古民家、庭園
後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が夢窓国師を開山として創建した。歴史の第1級の登場人物たちが形造った寺である。


1994年には世界遺産となり、白砂の庭はうんざりするほどに人が多い。
しかし、曹源池向こうにある迫力ある石組みを写す限りは、人の姿は入り込まない。


晴天ではなかったが、新緑の嵐山は綺麗に池に写り込んでくれた。




入り組んだ池の形は、平安からの離宮の庭の池を伝えるものなのかもしれない。


お寺の敷地の中を清流が流れる。


大方丈の縁側からの引いた姿も、見応えがある。

松よし  大崎集落 新潟県

2018-04-24 23:50:38 | 蕎麦
今回は運よく、松よしの料理とお酒を堪能することができた。


まずは近隣の八海酒造が経営する地ビールで乾杯。突き出しも味わい深い。


寒い季節の酢牡蠣は、最高の味わい。口触りも良いし、酢の味がよいアクセントになる。


栃尾の油揚げ。豆も、薬味も吟味されていて、実に酒に合う。


八海山飲み比べセットA。純米大吟醸は、そうれなりに敷居の高い酒であると感じた。


刺身盛り合わせ。
かつて、このお店の昼食メニューにはちらし寿司丼のようなものが存在し、その鮮度と旨味は抜群であったと記憶している。その復活を望む声も、私の周辺でも多数聞かれる。


締めは、ボッチ盛のへぎ蕎麦。
いつもと同じ力強さのある蕎麦なのだが、やはり普通のもりスタイルの方が私の好みのようである。


東淵江庭園  足立区

2018-04-19 23:18:52 | 古民家、庭園
造園は昭和61年。足立区郷土博物館の裏庭のようにして造られた。


東京23区内と言っても、荒川の北に位置していて、行くのは結構大変である。


それでも、春の訪れと共に毎年出かけてしまうのは、小形研三の作庭の巧みさが際立っているからだろう。


滝からは定期的に勢い良く水が迸る。


それにつれて、下流の流れからもカラコロという水の音が心地よく聴こえてくる。
この滝に限らず、池を中心とした庭の随所で水音の演出が素晴らしい。

すし処 おかめ  築地

2018-04-16 22:28:17 | 寿司
交差点に近いお店だが、その先は混雑がひどい。
少し前の頭でいるのでは、築地の買い物に来て大変な目に合いそうである。今は交差点すぐの地の利が重要。


まずはマグロ尽くし3カンから、始めますか。これはお得なので最初がいいです。


すぐに炙り。暑くない季節にはもってこい。


ブリがいやに赤く写るが、冬直前の姿、こんなものかもしれない。


タイに、カンパチ。
白身は食欲を刺戟する。


コハダ。こういうのを白身の間に挟むのは素晴らしい。




鉄火巻きにかんぴょう巻き。どちらも、美味しい。
素晴らしい寿司処。



三渓園桜  横浜市

2018-04-08 21:33:02 | 古民家、庭園
桜の季節を求めて、神奈川へと足を伸ばした。幸いにも、都心では散りかけの桜が満開であった。


大池に乗り出すような桜の姿である。水辺の花は育ちがよく、そのうちに龍が首を伸ばすような迫力ある姿を期待できそうである。




その名も臨春閣。それなりのスケールがあり、さらに奥の山に桜が咲く。
江戸初期の建物を移築するにしても、これ以上の条件はなさそうである。


月華殿。京都の伏見城にあったものを移築。
江戸初期の建築を気楽に見られる三渓園は、東京在住の私にはとてもありがたい。




聴秋閣。水の流れの近くに上手に配備され、涼しげな気配が素晴らしい。
洗練の度合いでは、群を抜くような気もする。


灞花亭の手前から、三重塔を振り返る。

神田川沿いの桜 2018

2018-04-02 20:21:29 | 自然
川沿いの桜は、水面からの反射光でも暖められるからなのか、進行が早い。


前回の桜の記事から一週間したら、もう終わりがけのムードが漂っている。


桜吹雪が神田川の浅瀬に溜まる。なかなか、贅沢な風景である。


両岸から伸びた桜の枝が川筋を覆ってしまう。
毎年の花見の定点スポットである。