蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

天婦羅定食  菊亭

2017-05-30 21:45:03 | 日本料理
東京駅から地下を通って行けるお店だが、実は相当な歴史があるという。


海老に、キスに、イカ。どれも、天婦羅に揚げる脱水作業により甘みが強くなる。
もちろん、その味が出汁の効いた汁ではるかに生きた味わいになるのだが。


れんこん、かぼちゃ、ピーマン。
優雅な揚げ姿である。


いつでも思うのだが、穴子は天婦羅がぴったりだ。
箸で、ぴっと切れるような揚がり具合、お酒が進む。


締めのかき揚げは、天丼とした。


ご馳走様でした。
日曜日の夕方に、ふらっと入ってこれができる天婦羅屋さんは東京にそうは無い。

大久保のしだれ桜  宇木の桜(2)

2017-05-24 21:48:42 | 自然
このしだれ桜は、古墳のような小規模の築地の上にある。


根元には多くの墓が設置されている。これ程の古木の足元に墓を作ることができれば、安心できる気持ちになりそうだ。


極力、お墓が写り込まないアングルを試してみた。
桜の古木のエネルギーを純粋に感じられると思う。


臨時駐車場から先は全て歩いたが、歩き疲れるほどの距離ではない。
古木の間に、集落に生きる花木の姿を眺めるのが楽しかった。



降谷寺の枝垂桜  長野県山ノ内町

2017-05-18 21:18:58 | 自然
スキーシーズンが終了した時に、次なる目標として設定しやすいのが北信の桜である。


夜間瀬の駅から程近いところに、古代桜が何本かある。この降谷寺の枝垂もその一つである。


この古代桜は存在を知ってから毎年訪れるのだが、ちょうどよい花姿をなかなか見せてくれない。
今年は、花は満開だったが、空の色が今ひとつ。


古木の南に、夜間瀬川や信州中野の盆地を望む。
厳しい北風と、甘美な夏の風を数百年味わった桜の古木である。

瓢寿司  新潟市

2017-05-17 08:23:39 | 寿司
新潟市の中心街には、いかにもという寿司屋さんがあるが、車で行くには多少不便である(そもそも、酒が飲めないから車で行くのは上手ではない)。


左潟の花見のついでとなると、お店の前にバッチリ駐車場のあるこのお店が便利である。


極上を注文したと記憶している。








この日は、白身の魚の種類が揃わず、その点は少し残念だったが、なかなか豪華な顔ぶれがそろう。


ご馳走様でした。


赤塚・中原邸  新潟市

2017-05-10 22:19:36 | 古民家、庭園
中原邸は新潟市の西、左潟から歩いていける範囲にある。


見事な邸なのだが、末裔の方が住まわれるようで、公開は春秋に限られる。




館の規模がかなり大きいことがご理解いただけると思う。


専用の人力車。かっこいいですね。


庭の隅にある池は、それなりの年代がたっていそうです。
特に、奥左側の滝は時代を感じます。




明治初めの御幸に、御座所となった館だそうである。


この日も、新潟の文化の懐の深さを感じた。


JICA  市ヶ谷本町

2017-05-08 22:21:20 | エスニック料理
海外協力隊の成果は見事だと感じる。根拠地となる建物より、世界中で展開している活動の方が、遥かに価値が高いだろう。


そう言っても、根拠地はかつての造幣局の近くにあり、土地利用は効率的に行われるようになったと感じる。


内部の食堂では、各国大使館お墨付きの味を始め、経済交流にプラスとなりそうなメニューがずらっと並ぶ。多少の行列は覚悟しないといけない。




この日の呼び物の、カリブ海風鶏のトマトソース煮込み。ご飯がけ。驚くほどの低料金に隙がなく美味しい。


ご馳走様でした。