蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

魚谷  地蔵通り商店街

2016-12-06 22:18:10 | 神楽坂よい処
地蔵通り商店街と今では言うが、かれこれ30年前は地蔵横丁と呼ばれていた。しかし、意外に歴史は古いのかもしれない。
今は神田川と呼ばれる川が、江戸川と呼ばれ、それに架かる橋が江戸川橋と呼ばれていた時代が長く、それで営団地下鉄の駅名も未だに江戸川橋である。駅で言えば、飯田橋と池袋の間、区では文教区の話題である。


江戸川橋から護国寺に向かう参道は徳川の威力を示すように、見事に整備され、江戸の絵図にもその姿が確認できる。
その少し南側、昔は湿地帯で有ったらしい早稲田の地なのだが、護国寺への参道や、江戸川沿いの印刷業関連の賑わいで、地蔵横丁あたりまでは繁栄の影響があったのかもしれない。




この日の魚谷の昼定食は海鮮丼。鮮度の良い刺身が、豊富に提供された。
さらに、煮物もつく。


ランチは、とても気軽に入れるお店である。
夕刻の飲みだしの時刻は、おそらく常連さんで一杯になりそうだ。それはそれで、正しい姿ではないだろうか。

離島キッチン  神楽坂

2016-05-10 22:38:00 | 神楽坂よい処
変なエネルギーが湧いて、近海の離島を訪れたという話ではありません。
単に「離島キッチン」というお店が神楽坂にオープンしただけのことです。


それでも、店名にはそれなりのインパクトがあり、早めに行ったからそれ程ではなかったが、お昼のピークの行列は神楽坂随一とも思われた。


お店の前でも離島情報で楽しめる。ここにへばり付くマニヤは見られなかったが・・・


マグロ丼を注文。
おそらく、今の日本の中でも特別に美味しいいマグロを使った丼。


赤身の味わい、見事でした。
もう少し土日の混乱が収まった所で、再訪したいお店である。

肉匠 丑家  神楽坂

2015-01-28 23:02:56 | 神楽坂よい処
3-4年前だったか、神楽坂坂上から飯田橋方面に向かって200mくらい歩いた右側にビルが建った。
その敷地内にある、割と新しいお店である。


日祝日の昼時、神楽坂は観光客で混み合うが、食べ物屋さんではランチ営業をしていないお店の方が多く、休日気分で少し洒落たお店を探そうとすると苦戦する。
そのうち、お洒落ではなくても良いくらいにお腹が空き、ボリューム勝負に気分が変わってきたとしたら、そういう時にはちょうどいいお店である。


店名からいけば、牛肉が得意なお店なのだろうが、この日注文したのはハンバーグにエビフライ。それでも、午後2時近くになって空腹が募り、とてもお得な組み合わせのランチに思えたのは確かである。
エビフライも不思議なほどに、ピンと一直線で、律儀なお店なのであろう。


ブラッセリー グー  神楽坂

2011-05-22 20:42:04 | 神楽坂よい処
ブラッセリー グーさんは、フレンチのお店だが気取ったところがなく、コストパーフォーマンスが素晴らしい。
あまりの事に、お昼でさえも予約が必要となり、それも少し先でないと取れない状況が続いた。


お店を広げたのと、震災の影響もあった事があり、かろうじてお昼に予約なしで入れるチャンスに恵まれた。
席を確保した後に、次々と電話が入り、後半は御断りが大半だった。危ないところだった。
写真は若鳥の香草バターソース焼き。


この日の前菜は、穴子とマッシュルームのエスカベーシュ。
軽く火を通した穴子を、酢で扱う所はなかなかの感覚だ。アボガドが、柔らかい食感を出して、ポイントになっている。


メインは子羊の煮込み。バラ肉の部位の肉を煮込み、味が深い。
これにクミンとタマネギとトマトのソースで向かえば、地中海沿いの平凡な(しかし幸せな)一皿となる。
こちらのシェフは、あえてそれを選択しないで、また別の深みのある香草を選んだようだ。
かなり独特なソースで、クミン系統のカレー味とは一線を画したように感じられた。
子羊ときては、理性が吹っ飛びそうだ。
この日、その後に用事があったのは明白なのだが、よくノンアアルコールで通したと思う。


神楽坂 ワヰン酒場

2010-11-07 17:22:09 | 神楽坂よい処
生ビールを注文すると、突き出しにチーズが出てきた。


これがヨーロッパの北の方のチーズのような風味でなかなかいける。


アボガドとマグロのチリマヨネーズソースあえ。マグロはソースに漬けこまれて不思議な弾力があった。アボガドのほのかな甘さとマヨネーズの出会いが全体をまとめた感じがする。


スパイシーフライドポテト。スパイスがきっちり効いて、普通のフライドポテトとは全く別物に仕上がっていた。ビールによく合う。


牛肉のデミグラスソース煮込み。相当に長時間煮込んである感じで、牛肉はトロトロに柔らかい。味付けもしっかりしている。これには、赤ワインをグラスで合わせた。
お店は落ち着いた感じはしないが、割とちゃんとしたものをお安く提供してくれるのはありがたい。かなり、気軽に入ってよいお店だと思う。

アプサラ クメール料理

2010-10-18 20:30:48 | 神楽坂よい処
神楽坂からトルコ料理の名店ソフラは撤退してしまったが、新たにクメール料理店「アプサラ」が引っ越してきた。


神楽坂の道筋から路地に入り、さらに角を曲がって坂を登りと、これは相当に分りにくい場所にある。


チキンカレーはタイに比べて甘めの、楽天的な味。


海老チャーハンは割に軽めの味付け。これは、トウガラシ漬けのニョクマムなどで、味を好みに追加してやるのが前程だろう。
トウガラシだけの追加までお願いしてしまった。

牛ほほ肉のカレー@シイナケンジ  牛込天神町

2010-01-21 21:05:46 | 神楽坂よい処
コンセプトはあくまで西洋料理。短角牛を得意とし、フレンチもよく知っているシェフのわざわざの狙いのようです。


カレーベースの基本は炒めたタマネギ、カレー粉、ワインのように感じました。そこへおしみなく、見事に煮込まれたほほ肉が入ります。そのお陰でボリュームは十分です。これで不足と言われる方は少ないのでは。


脂身に近い感じですが、トロトロです。これは凄い。もちろんスプーンで簡単に切れますよ。


連れが注文したスパゲッティ トマトソースも野菜が豊富で美味でした。


本日はランチでしたが、次は夜に前菜なども試したいところです。ステーキならば100gからありますので、ボリュームの点でも大丈夫そうです。

飯楽  神楽坂坂上

2009-12-14 21:07:09 | 神楽坂よい処
本来の神楽坂は飯田橋裏駅からの急な上り坂までを言うらしいが、この頃では地下鉄東西線の神楽坂駅までを称している。


場所は、確か以前に一茶という蕎麦屋さんが出していた場所と思われる。


丁寧に刻んだネギが載る蒸し鶏。きめ細かい包丁使いも塩味の付け方もなかなかなものだった。




こちらのお店は小籠包が評判なので、通常のものとほたてを中心とした海鮮の具の2種類を注文した。確かに熱々の豊かなスープが、味を引き立てる。




スープが良いので、麺も行けそうだと思ったら小籠包以上の味に思われた。2つの非常に性格の異なるスープがそれぞれ甲乙つけがたい。




もちろん、玉子スープ付き炒飯も見事だった。

ソフラのランチ  トルコ料理

2009-08-04 22:11:09 | 神楽坂よい処
神楽坂の毘沙門天の裏手に、トルコ料理屋さんとモロッコ料理屋さんがある。どちらもなかなかレベルの高いお店だと思うが、ランチをやっているのはトルコ料理のソフラさんだけ。


まずは温かい豆のスープ。これが味が複雑で思わず感激の一杯である。






メインとしては、ケバーブなども選べるのだが、本日のランチは肉団子と野菜の煮込みのような感じのキヨフテ。バターライスとの取り合わせが素晴らしい。




デザートは付かないが、トルコ風のチャイ(お代わりあり)が付く。
これで950円はなかなかお得だ。

かつ善  神楽坂

2009-07-18 10:29:29 | 神楽坂よい処
揚げ物の定食が主流のお店ですが、この日はおつまみからやりました。


甘エビのから揚げです。生ビールによく合います。


とても美味しかったので、馬刺しまで頼んでしまいました。ニンニクが効いてます。


ヒレかつや、ロースかつやら、いろいろ心を惹かれるのですが、おつまみが結構なボリュームだったので、締めは海老フライ定食にしました。大きめの海老の歯ごたえもよく、鮮度良好で、大満足でした。