蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

湯沢中央公園の桜

2013-04-30 21:27:46 | 自然
3月半ばから暖かい日が続いているというのに、今年の桜の出足は遅めである。


湯沢の桜祭りを明日にひかえているというのに、三分咲き。
しかも冷たい風が吹いて、直ぐに開花するとは思われない。


桜の花のはるか遠く、画面左手に山の残雪が見える。


それどころか、公園の敷地の中にも未だに雪が残っていた。


日本橋界隈

2013-04-30 00:18:35 | お散歩
東京駅から東側の日本橋、次々と高層ビルが建築されている。


しかし、中央通りの東側一画に、都市計画の詰まらないビルに吸収されていない地域が存在する。
住人の意識を反映するようにして、下町の下田屋の姿そのままである。
このお店は鳥肉を扱うのだろうか、衛生感を感じさせるタイルが懐かしい。


こちらは、開店営業中。
集まった自転車は、地域の旦那衆が載りつけたか?


地価が途方もなく高いと思われる場所ではあるが、露地の舗装も、それに比例すると思われる日々の営みも特別な事は何もないようだ。


但元いり豆本店  亀戸

2013-04-29 22:51:16 | お散歩
亀戸天神近くには、様々な土産物屋さんが店を並べる。
その中でも、歴史が古く店舗が特徴的なのが但元いり豆さんである。


豆は、水分を抜くことにより長期保存が可能になる。
水分を抜くには、いり豆にするのでも、干し豆にするのでも同じ事だろ。


上面開きのショーケースは、その昔のお菓子屋さんの陳列の仕方を思い出させる。
このお店に堪らない懐かしさを感じたのもその辺りがあるからかもしれない。


天松 日本橋店

2013-04-28 20:15:48 | 日本料理
天松さんは渋谷が本店で、日本橋は支店になる。本店の存在は前から意識していたのだが、非常に良心的なランチの値段につられて日本橋店に入ることになった。


ランチ定食は920円だが、ちゃんと揚げたてを塩または汁で味わえる。
まずはアスパラガスに、謎の芋。ヤーコンのような感じだが。ともかく、熱々で塩が良く合う。


海老はさっと揚げられていて、柔らかさを保ったままに、味が凝縮している。
1本目は塩で、次は汁でいただいた。


続いてイカにキス。
どちらも淡白な、江戸伝統の天種。


ご馳走様でした。


亀戸天神の藤

2013-04-27 23:40:29 | 自然
神社創建以来、伝えられる藤の盛りに訪れてみた。


藤の花は見事なのだが、人ごみの凄いこと。
一見長閑に見える写真も、背景のたいこ橋周辺の人の列がはっきり見える。




この日、関東地方は天気に恵まれ、満開に近い姿が見られた。


土合やぶ  さいたま市

2013-04-24 23:31:22 | 蕎麦
お店自体も懐かしい時代の建物になりかけている、


建物のその周りに露地を配した造りが何とも魅力的である。
入り口手前の松の木が、俗の世界との分かれ目として、よく機能しているように思われる。


こちらのお店も屋号を暖簾に染めない。
折りたたみの自転車の存在感は大きい。この周辺は平野が続く。


ガラス戸伍しながら、書院脇造りの脇にある庭を撮影した。


ガイドブックに有った粗挽きは、十割の太打ちへと姿を変えていた。それが、辛みおろしの汁と素晴らしい味わいを見せてくれた。
これは、素晴らしい蕎麦である。

そして進化し続ける予感を感じた。



ととやミニ丼  湯沢駅東口

2013-04-21 23:31:09 | 寿司
ととやさんのランチのミニ丼セットは、なんともお得な姿である。


イクラに生ウニがてんこ盛り。これだけで、十分に元がとれそう。


穴子も、惜しみなく盛られている。
生もの中心のセットに、こういう火を通したものが入るの、ご主人の配慮の厚さを感じさせる。


マグロも、鰤も、サーモンも、たっぷり。
これでランチ値段は、実にありがたい。


サラダもついて。
ご馳走様でした。


楓  伊勢崎市

2013-04-18 23:03:34 | 蕎麦
かなり分かりにくい場所にあるので立地はよいとは言えないかもしれないが、日当たりのよい平屋建ての贅沢な造りのお店である。


実に整った蕎麦を出すお店だが、ついつい茶味がかった店内の造りに目が行ってしまう。


店内でいちばん奥まった堰から見れば、にじり口のような高さのはめごろしの窓に、坪庭。
蕎麦をいただくのに、最高のしつらえと感じた。


野菜天(小)付きせいろを注文した。
ちゃんと、天麩羅が先に出てくる。いかにも天麩羅を引き立てる感じの塩も付いてくるが、天汁の生姜の効いた香りには抗しがたい。


右手のウドは大部分を塩で。左手のブロッコリーと中央の芯玉ねぎは天汁でいただいた。


そこに蕎麦が登場。実に端正な姿である。
蕎麦汁は、濃いめの江戸風。もう少しだけ、最初の口当たりの甘みを減らすと私の好みになる。
それでも、実に魅力的な蕎麦に汁。蕎麦は塩でもいただいたが、やはり私が保守的なのか汁に戻りたくなる。
人によっては、蕎麦を塩で、天麩羅を生姜の効いた天汁で、というやりかたもあると思う。


屋号を暖簾に記さないのも、ご主人の拘りのように感じられる。


赤城山南面の桜

2013-04-16 21:03:39 | 自然
春の訪れが急で、既に赤城山の桜も盛りを過ぎていた。


道は意外に空いていて、桜の盛りの時期に見られる参道への大渋滞は無かったが、まずは参道は敬遠してその近くの桜スポットを探した。
グラウンドの周りは見頃な花が残り、その先にぽっコリと赤城の山が望めるのもよかった。


近くのS字カーブの両側に見ごろの桜が咲き揃う。
ゆっくりと走って眺めるもよし、いかにも意欲をそそられる道を颯爽と走りぬけるのもよし。


森の(2)  本郷

2013-04-14 23:25:17 | 蕎麦
「森の」さんの関西流汁が、さらに磨きがかかったようだ。


今回は田舎を注文した。これは、以前からあったかどうか、記憶にない。
それを関西流の汁で食べさせる。


汁は、醤油が一たらしも入らない境地まで進化したようだ。塩味は十分に効いていて、洗練された塩で蕎麦をいただくような上品さがある、


この田舎、実は相当に固め。
信州で運が良ければ出会える、田舎における田舎とは、造りが違う。


ご馳走様でした。